桜井浩子さん

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桜井浩子さん

▲ロコさんの著書にもある画像ですが、これはキネ旬の1963年7月上旬号より。「明日をひらく」
というグラビアで、各社期待の新人を二人ずつ紹介しています。東宝はロコさんと、八代美紀さん
（『モスラ対ゴジラ』の保育園か小学校の先生役やTBS『ウルトラQ』第27話“206便消滅す”の
スチュアーデスさん役など）を紹介しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

★本名／古矢〔旧姓・桜井〕浩子。“吉矢”という表記の文献もありましたが、緑一色さんが
熊本のウルトラマンランドでのウルトラマン35周年記念イベントの会場でご本人に確認された
ところ（感謝！）、“古矢”が正しいということだったそうです。東京都目黒区出身。児童劇
団に所属していた中学二年生の頃、“ジャクリーヌ・ササールに似た人”公募に友人が勝手に
応募したのがきっかけで、東宝俳優養成所一期生（横長の写真ですが、右端に写っておられま
す）になり中川ゆきさん、南弘子さんとの三人で“スリー・チャッピーズ”として売り出され
ました。やはり嘱望されていたのでしょうね。通称“ロコ”さん。　　　　　　　　　　　　

●皆さん（特に男性）は、生まれて初めて顔と名前を一致させて認識した女優さんって、誰で
すか？。私にとっては、TBS『ウルトラQ』のヒロインである新聞記者の江戸川由利子に扮し
た桜井浩子さんなのです。保育園（一年保育）に入る春に予告番組を見て（工場らしき場所へ
入って行った少年が霧のようなものの中から現われる怪獣パゴスと会話をするというような番
組だったと思うのですが、記憶は遥か彼方です）、「テレビで怪獣ものが見られるんだ！」と
大喜びしました。しかし番組が始まってみると、結局、怪獣目当てではなく、ロコさん目当て
に見ることになっていて…。ところで、よく見ると、ロコさんって、ご自身でもおっしゃって
いますが、いかにも東宝の女優さんらしいファニーフェイスな美人（笑）。ちょっと国籍不明
な雰囲気がありますよね（笑）。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2011年7月20日小学館刊《ヒロコウルトラの女神〔ミューズ〕誕生物語》。今回はウルトラ　
シリーズの話だけではなく、その他の作品についても多く語っておられるところがポイント！。

2003年9月10日小学館刊《ウルトラマン創世記》。昔から文学少女であったロコさんが、　　
『ウルトラQ』『ウルトラマン』関係者にインタビューを行ない執筆されたノンフィクション。

1994年7月20日小学館刊《ウルトラマン青春記～フジ隊員の929日～》。『ウルトラQ』と　
『ウルトラマン』の思い出を綴られた青春の記録です。重版され、現在でも入手出来ます。　

▲ある方（！）がロコさんからいただいてきてくださったサイン色紙。
左側にWeb@作者の本名がフルネームで入っていますので、その部分は消してあります。
“フジアキコ”というサインもGOOD！。

▲こちらは、やはりある方が別の機会にロコさんからいただいてきてくださったサイン色紙。
ここでは“江戸川由利子”と書かれてあり、これでコンプリートしたとも言えます（笑）。
有難う、ある方（笑）、有難う、ロコさん！。

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