1969年『千羽鶴』

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　1969年『千羽鶴』　

　　　　★ここでは、クレジットタイトルの採録とともに、各作品を詳細に解説します。過去に出された
　　　　　文献も参考にしながら、Web＠作者が2017年10月17日以降に検証した結果をまとめています。
　　　　　もちろん抜けもあり誤認も含まれているかとは思いますので、あくまでも作品を楽しむための
　　　　　参考としてください。新たな情報をお寄せいただきたいと思います。
　　　　　※当Webの恒例の方式により、“？”の付いている情報は、確定出来ていないものだと考えて
　　　　　ください。“？”の数により曖昧さが増します（笑）。また、“〔カタカナ〕”という表記は
　　　　　漢字表記が確定出来ない名称の表現です。カッコのないカタカナ表記は、そのままで正しいと
　　　　　考えてください。

◆

　　　　　ノーベル文学賞受賞記念
　　　　　監督：増村保造　製作：永田雅一　原作：川端康成　企画：藤井浩明　脚本：新藤兼人
　　　　　撮影：小林節雄　録音：奥村幸雄　照明：渡辺長治　美術：下河原友雄　音楽：林光
　　　　　衣裳考証：上野芳生　編集：中静達治　助監督：崎山周　製作主任：林秀樹
　　　　　現像：東京現像所　茶道監修：千宗室、井口海仙　衣裳調製：東京・銀座松屋

◆

　　　　　京マチ子　…栗本ちか子（京都出身。
　　　　　　　茶道の師匠。仏日庵の主人。三谷菊治の亡き父親の愛人だった。左胸に大きな痣がある）
　　　　　若尾文子　…太田夫人（名前は〔フミノ〕？。三谷菊治の亡き父親の愛人の一人。
　　　　　　　　　　　　　　　三谷菊治の亡き父親の茶道の仲間だった男性の未亡人。後に自殺する）
　　　　　平幹二朗　…三谷菊治（一流商社の社員。茶道の師匠でもある？）
　　　　　梓英子　…太田文子〔フミコ〕
　　　　　　（太田夫人の娘。母親の自殺後、大磯から東京へ出て神田にある繊維会社の事務員になる）
　　　　　南美川洋子（後に南美川陽子）　…稲村ゆき子（千羽鶴の風呂敷を持つ令嬢。
　　　　　　　　　栗本ちか子の弟子。三谷菊治の見合い相手。後に三谷菊治ではない男性と結婚する）
　　　　　　※後に結婚したとされるのは、栗本ちか子に聞かされるだけで原作の続編《波千鳥》の展開
　　　　　　　では三谷菊治は稲村ゆき子と結婚する。
　　　　　北林谷栄　…とよ（三谷家のお手伝いさん）
　　　　　船越英二　…三谷菊治の父親（二年前に死んでいる）
　　　　　目黒幸子　…中年の女（引っ越した太田家の新しい住人）
　　　　　松村若代　…太田文子の下宿先の母親
　　　　　福原真理子　…稲村ゆき子の友人（巻頭、稲村ゆき子と一緒に歩いている女性）
　　　　　三笠すみれ　…稲村ゆき子の友人（茶室で稲村ゆき子の右隣へ二番目の席に座っている女性）
　　　　　武江義雄
　　　　　　…三谷菊治の職場の同僚（課長らしい。太田文子の来社を三谷菊治に伝えるメガネの男性）
　　　　　花布洋　…神田にある繊維会社の事務員（太田文子の同僚）
　　　　　新宮信子　…三谷菊治の母親（夫に続いて二年前に死んでいる）

　　　　　以降、主なクレジットなしの出演者

　　　　　原昌一　…10才の頃の三谷菊治（父親に連れられて栗本ちか子を訪ねた時の少年）
　　　　　　※出演者名は、キネマ旬報の作品解説による。
　　　　　永野裕紀子　…幼い頃の太田文子（栗本ちか子に暴力をふるう三谷菊治を制止する少女）
　　　　　　※出演者名は、キネマ旬報の作品解説による。
　　　　　佐伯勇？　…三谷菊治の職場の同僚（三谷菊治の右隣の席の男性）
　　　　　増田佳湖　…太田文子の下宿先の娘（玄関先で靴を磨いているセーラー服の女の子）
　　　　　　※出演者名は、キネマ旬報の作品解説による。

LAST UP DATE ◆ 2017年10月17日
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