風吹ジュンさん出演映画リスト

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風吹ジュン／出演映画

77年東宝　『白熱〔デッドヒート〕』

監督／石田勝心、脚本／永原秀一、撮影／西垣六郎、音楽／藤井英一

　　　　　出演

　　　　　江藤潤…新庄卓（ガソリンスタンドに勤めるカーマニア）
　　　　　古手川祐子…沙智（卓の恋人）
　　　　　風吹ジュン…志田真木（主人公が琵琶湖で出会う風来坊のような娘）
　　　　　山本伸吾…亮（卓の同僚だが殺される）
　　　　　潮哲也…島本三郎
　　　　　沖雅也…沢木正雄（主人公たちが雪辱を果たそうとする“ファントム”という走り屋）
　　　　　長門裕之…仙崎（主人公たちが旅の途中で出会う男性）
　　　　　秋野暢子…主人公たちが旅の途中で出会う女性
　　　　　ナンシー美紀…同上

　　　　★併映が、やはり夏目雅子さんのデビュー作である『俺の空』というのが何だかイイですね。日
　　　　　本を代表する二人の女優さんの登場を思わせます。また、後（2002年）の“月桂冠”のCM
　　　　　で、風吹ジュンさん扮する宿の女将さんが、若い頃の自分自身と共演されている画像は、この
　　　　　作品からのようです。

78年文化企画プロ／ATG　『原子力戦争 Lost Love』

監督／黒木和雄、脚本／鴨井達比古、撮影／根岸栄、音楽／松村禎三

　　　　　出演

　　　　　原田芳雄…坂田（原発の町・小浜に失踪した愛人を探しに来たヤクザ）
　　　　　山口小夜子…山崎明日香（謎の美女）
　　　　　風吹ジュン…青葉翼（主人公の愛人の妹）
　　　　　佐藤慶…野上（新聞社の地方記者）
　　　　　岡田英次…神山（超近代派の教授）
　　　　　石山雄大…青葉守
　　　　　浜村純…青葉繁
　　　　　戸浦六宏…新聞社の支局長

　　　　★ビリングでは第1ヒロインではないんだけど、第1ヒロインじゃないの？（笑）。《キネマ旬
　　　　　報》での田山力哉先生の現場レポートでは、
　　　　　“真夏の暑熱なのに、翼に扮する風吹ジュンは風邪を引いてクチュンクチュンと言ってるが、
　　　　　本番になると立派に芝居をコナしている。フブキというのかと思ったら、スタッフ一同はどう
　　　　　いうわけか、カゼフキ・ジュンと呼んでいる。私も図にのって「ねえ、カゼフキさん！」とや
　　　　　さしく呼びかけたら、「カゼフキじゃないわ、カゼヒキよ」と軽くいなされた。だがチャーミ
　　　　　ングな娘（こ）、いや、女優さんである”
　　　　　とあります。なるほど。やはり風吹ジュンという女優さんを一口で言い表すキーワードは“チ
　　　　　ャーミング”なのです。

78年東宝、火の鳥プロ／東宝　『火の鳥』

監督／市川崑、原作／手塚治虫、脚本／谷川俊太郎、
撮影／長谷川清、音楽／深町純（テーマ音楽／ミッシェル・ルグラン）

　　　　　出演

　　　　　若山富三郎…猿太彦（クマソ国を滅ぼしたヤマタイ国の武将）
　　　　　尾美トシノリ（後に尾美としのり）…ナギ（猿太彦に救われたクマソ国の少年）
　　　　　高峰三枝子…ヒミコ（ヤマタイ国の女王）
　　　　　江守徹…スサノオ（ヒミコの弟）
　　　　　草笛光子…イヨ（ヒミコの地位を狙う女官）
　　　　　大原麗子…ヒナク（クマソ国の女）
　　　　　林隆三…グズリ（ヤマタイ国のスパイだがヒナクと暮らすようになる）
　　　　　加藤武…カマムシ（クマソ国の長）
　　　　　田中健…タケル（グズリとヒナクの息子）
　　　　　伴淳三郎…まじない師（クマソ国のまじない師）
　　　　　大滝秀治…スクネ（ヤマタイ国の重臣）
　　　　　風吹ジュン…オロ（ヒミコを恨むヤマタイ国の少女）
　　　　　沖雅也…ウラジ（ナギの兄で火の鳥を捕まえようとして焼き殺される）
　　　　　潮哲也…マツロ王
　　　　　小林昭二…ヤマタイ国親衛隊長
　　　　　木原美知子（後に木原光知子）…サヨ（ヤマタイ国の女官でイヨの配下）
　　　　　ピーター（後に池畑慎之介☆）…ヌサ（同上）
　　　　　カルーセル麻紀…シメ（同上）
　　　　　草刈正雄…天弓彦（マツロ国の弓の名手）
　　　　　由美かおる…ウズメ（マツロ国の娘でジンギに捕えられ奴隷になっている）
　　　　　仲代達矢…ジンギ（騎馬軍団を指揮する高天原族の長）

　　　　★主人公の少年ナギが、ずっと男だと思っていた娘という役ですが…でもどう見ても女性ですよ
　　　　　ねぇ？。そのくせ、ピーター（後に池畑慎之介☆）さんやカルーセル麻紀さんが女官役っての
　　　　　は、どういうこと？？？（笑）。“Firebird: Daybreak Chapter”の英語題名があるようで
　　　　　す。

78年英興／松竹　『九月の空』

監督／山根成之、脚本／中岡京平、撮影／坂本典隆、音楽／田辺信一

　　　　　出演

　　　　　坂東正之助（後に河原崎権十郎〔四代目〕）…小林勇（鎌倉西高校一年生の剣道部員）
　　　　　長門裕之…小林恭治（勇の父で放浪癖のある画家）
　　　　　野際陽子…小林キヌ（勇の母で保険外交員）
　　　　　風吹ジュン…小林世津子（勇の姉でOL）
　　　　　石野真子…松山小夜子（勇の同級生で剣道部に入る）
　　　　　古尾谷康雅（後に古尾谷雅人）…秋間（勇の友人で少年院上がり）
　　　　　粟津號…吉田（秋間の子分）
　　　　　山岡健…布施
　　　　　宮崎達也、深見博（後に深見亮介）、佐久田修、林田昭彦、榎谷誠
　　　　　根岸とし江（後に根岸季衣）…“ワルツ”（秋間の年上の恋人でホステス）
　　　　　大谷麻知子…片桐清美（勇と幼稚園で同級生だった娘）
　　　　　北浦昭義…
　　　　　南祐輔…
　　　　　杉浦なおみ…
　　　　　布目ゆう子…
　　　　　オリーブ細井…
　　　　　セントルイス…痴漢A、B
　　　　　曾我町子…“ママさん”（吉田の母で“ワルツ”の勤める店の経営者）
　　　　　水木涼子…数学の女教師
　　　　　原武裕美（郷ひろみ）〔クレジットなし？〕
　　　　　　…ラスト近くに登場する主人公のライバル校の剣道部員

　　　　★お茶目なお姉さんに扮していました。珍しいと言えば珍しい役柄です。郷ひろみさんが本名で
　　　　　カメオ出演されているのですよね？。《情報提供／NOBOさん》

79年角川／東映　『蘇える金狼』

監督／村川透、脚本／永原秀一、撮影／仙元誠三、音楽／鈴木清司

　　　　　出演

　　　　　松田優作…朝倉哲也（29歳。東和油脂株式会社の本社経理課の社員）
　　　　　風吹ジュン…永井京子（小泉部長の愛人）
　　　　　佐藤慶…清水（東和油脂の社長）
　　　　　成田三樹夫…小泉（同経理部長）
　　　　　小池朝雄…金子（同経理次長）
　　　　　草薙幸二郎…竹島（同専務取締役）
　　　　　河合絃司…秀原（同監査部長）
　　　　　加藤大樹…富田（社長秘書）
　　　　　岩城滉一…湯沢（主人公の同僚）
　　　　　加藤健一…石田（同上）
　　　　　真行寺君枝…清水絵理子
　　　　　千葉真一…桜井光彦（会社をゆする男）
　　　　　安部徹…鈴本光明（東亜経済研究所の所長で経済界の黒幕）
　　　　　椎谷健治…栗原（鈴木の部下）
　　　　　江角英明…冬木（同上）
　　　　　結城しのぶ…牧雪子（桜井の愛人）
　　　　　吉岡ひとみ…西川朱美
　　　　　岸田森…石井（興信所の所長）
　　　　　高橋明…田宮（石井の部下）
　　　　　待田京介…国友（神戸から来る殺し屋）
　　　　　トビー門口…福田（同上）
　　　　　南原宏治…磯川（麻薬を扱っている悪徳市会議員）
　　　　　今井健二…坂本（横須賀のヤクザである海神会の幹部）
　　　　　阿藤海（後に阿藤快）…野坂（同組員）
　　　　　山西道広…吉村（同上）
　　　　　久米明…兵庫（共立銀行専務）
　　　　　角川春樹…沢野（ボクシングジムのコーチ）
　　　　　榎木兵衛…警官
　　　　　中島ゆたか…スチュワーデス

　　　　★“風吹ジュン”と聞いて、真っ先にこれが頭に浮かぶ人、あなたは本物の風吹ジュンファンで
　　　　　はない！（タダの“オヤジ”だ！。笑）。で、そういう人に限って、タイトルを“蘇る金狼”
　　　　　、と、“え”の字を抜かして覚えているでしょ？。“The Resurrection of the Golden
　　　　　Wolf”の英語題名があるようです。

80年東映　『五番町夕霧楼』

監督／山根成之、脚本／中島丈博、撮影／坂本典隆、音楽／岸田智史

　　　　　出演

　　　　　松坂慶子…片桐夕子（19歳。与謝半島から出てくる娘）
　　　　　奥田英二（後に奥田瑛二）…櫟田正順（夕子の幼なじみで京都の寺・鳳閤寺で修行中）
　　　　　浜木綿子…かつ枝（京都西陣にある遊廓“夕霧楼”の女将）
　　　　　中島葵…久子（夕霧楼の女郎）
　　　　　風吹ジュン…敬子（同上）
　　　　　根岸とし江（後に根岸季衣）…照千代（同上）
　　　　　水島美奈子…きよ子（同上）
　　　　　佐々木梨里…雛菊（同上）
　　　　　清水石あけみ…松代（同上）
　　　　　森あい…紅葉（同上）
　　　　　中原早苗…お新（同上）
　　　　　長門裕之…竹末甚造（西陣の織元）
　　　　　奈良岡朋子…櫟田まさ（正順の母）
　　　　　加藤嘉…櫟田承源（正順の父？祖父？）
　　　　　織本順吉…玄悠（臨源寺の僧侶）
　　　　　佐野浅夫…片桐三左衛門（夕子の父で与謝半島の木こり）
　　　　　山谷初男…大原（鳳閤寺の副司）
　　　　　林ゆたか…承道（同小僧）
　　　　　佐久田修…倫道（同小僧）
　　　　　横内正…猪狩信一郎
　　　　　宇佐美恵子…五条乃里子
　　　　　佐分利信…田上慈州（鳳閤寺の住職）

　　　　★いくらなのかなぁ…（こらこら。笑）。

80年現代ぷろ　『はだしのゲンPART3 ヒロシマのたたかい』

監督／脚本／山田典吾、撮影／佐藤昌晃、音楽／平尾昌晃

　　　　　出演

　　　　　原田潤…中岡ゲン（原爆で家族を失った少年）
　　　　　丘さとみ…君江（ゲンの母）
　　　　　風吹ジュン…野村スミコ（米兵に犯されて娼婦になる娘）
　　　　　にしきのあきら（後に錦野旦）…中山（少尉）
　　　　　桜木健一…浩二（予科練から戻ってくるゲンの兄）
　　　　　林泰文…隆太（同居している戦災孤児でヤクザに騙され殺人を犯す）
　　　　　松下実加…野村道子（スミコの妹で脱毛症のためイジメられている）

　　　　★Web@作者も未見なので、よくは判りません。

82年徳間／東映　『獣たちの熱い眠り』

監督／村川透、脚本／永原秀一、撮影／仙元誠三、音楽／速水清司

　　　　　出演

　　　　　三浦友和…三村浩司（罠に落ちるプロテニスプレーヤー）
　　　　　風吹ジュン…清水孝子（青山のクラブ“ベル”のママ。三村浩司の昔の恋人）
　　　　　なつきれい…三村真紀（三村浩司の妹）
　　　　　宇佐美恵子…鳥飼陽子（長崎にある高級クラブ“トパーズ”のママ）　　　　　石橋蓮司…岸井節男（三村浩司をジューンとのスキャンダルで脅迫する男。野々山の部下）
　　　　　峰岸徹…白木（三村浩司が出演しているCMのディレクター）
　　　　　中尾彬…丸山（渋谷署の刑事。実は野々山の仲間）
　　　　　宮内洋…中田明夫（三村浩司の友人でテニスクラブの経営者。野々山の組織に脅されている）
　　　　　鹿内孝…斉田一郎（カジノの支配人。野々山の部下）
　　　　　阿藤海（後に阿藤快）…鈴木（野々山の部下）
　　　　　安岡力也…桜井（野々山の部下）
　　　　　草薙幸二郎…滝田（プロテニス協会の理事の一人）
　　　　　佐藤蛾次郎…ジューンが住んでいたマンションの管理をしている不動産屋の男性
　　　　　ダーレン…ジューン（主人公が“トパーズ”で知り合った女）
　　　　　吉行和子（特別出演）…三村浩司を鍛える女性トレーナー
　　　　　池波志乃（特別出演）
　　　　　　…鳥飼陽子が殺されていた渋谷のホテルのエレベーターで三村浩司がすれ違う女性
　　　　　水原ゆう紀（特別出演）
　　　　　　…ジューンが住んでいたマンションの隣人（マルチーズ犬を抱いた水商売らしき女性）
　　　　　来栖ANNA（特別出演）…クラブ“ベル”で歌う歌手
　　　　　伊吹吾郎…深町（野々山の部下）
　　　　　中丸忠雄…黒柳健策（保守党の副幹事長）
　　　　　成田三樹夫…野々山大造（脅迫グループのボス。黒柳健策の筆頭秘書）
　　　　　　※名前は〔ダイスケ〕かもしれません。
　　　　　江角英…
　　　　　川島一平…週刊誌記者
　　　　　仲塚康介…
　　　　　木村修…広告代理店の男
　　　　　滝川潤…堀井（渋谷署の刑事）
　　　　　檜山恵理子…
　　　　　伊藤慶子…三村真紀が入院する精神病院の看護婦
　　　　　スーザン…高級クラブ“トパーズ”のホステス
　　　　　石川洋子…
　　　　　広田江里…
　　　　　浅見小四郎…三村浩司のトレーナー
　　　　　平井一幸…
　　　　　川村都…
　　　　　篠ゆたか…カメラマン
　　　　　上田幸輔…黒柳健策の秘書
　　　　　トビー・門口〔クレジットなし〕…カジノの従業員

　　　　★金の狼は二匹はいない…。セットに凝ったからと観客が入るわけでもない…（笑）。

82年東京ムービー新社／東宝東和　『SPACE ADVENTURE コブラ』

監督／出崎統、原作／脚本／寺沢武一、脚本／山崎晴哉、作画監督／杉野昭夫、音楽／東海林修

　　　　　声の出演

　　　　　松崎しげる…コブラ（一匹狼の宇宙海賊）
　　　　　榊原良子…レディ（コブラの相棒であるアーマロイド）
　　　　　中村晃子…ジェーン（早撃ちの重犯罪者捕獲人で伝説の星ミロスの三つ子の三姉妹の長女）
　　　　　藤田淑子…キャサリン（三姉妹の次女でミロスの女王の座を狙っている）
　　　　　風吹ジュン
　　　　　　　　…ドミニク（三姉妹の三女でルルージュ星を解放するため戦うスノウ・ゴリラの一員）
　　　　　睦五郎（後に睦五朗）…クリスタルボーイ（海賊ギルドの大幹部）
　　　　　田島令子…サンドラ（スノウ・ゴリラのリーダー）
　　　　　久米明…トポロ（教授）

　　　　★女性陣の声の配役は悪くないですね。

87年朝日新聞、テレビ朝日／日本ヘラルド　『紫式部源氏物語』

監督／杉井ギサブロー、脚本／筒井ともみ、作画監督／名倉靖博、音楽／細野晴臣

　　　　　声の出演

　　　　　風間杜夫…光源氏（平安時代の桐壷帝の第二皇子）
　　　　　梶美和子…六条御息所〔ろくじょうのみやすどころ〕
　　　　　　　　　　　（才色兼備ながら、物の怪に変身、葵の上と夕顔にとりつく）
　　　　　田島令子…葵の上（光源氏の4歳年上の正妻）
　　　　　風吹ジュン…朧月夜〔おぼろづきよ〕（帝の妃になる予定の女性）
　　　　　萩尾みどり…夕顔（複雑な過去を持つ女性）
　　　　　横山めぐみ…紫の上（藤壷の姪で幼くして光源氏に引き取られ育てられた美少女）
　　　　　矢崎滋…惟光
　　　　　津嘉山正種…頭中将〔とうのちゅうじょう〕（光源氏の友人）
　　　　　大方斐紗子…弘徴殿〔こぎでん〕（桐壷帝の正妻で朧月夜の姉）
　　　　　大塚周夫…右大臣（弘徴殿や朧月夜の父）
　　　　　野沢那智…桐壷帝〔きりつぼのみかど〕
　　　　　田村錦人…左大臣（頭中将や葵の上の父）
　　　　　納谷悟朗…高僧
　　　　　常田冨士男…北山の僧都
　　　　　大原麗子…藤壷（光源氏の義母だが彼との子供を産み、出家する）

　　　　★主人公が須磨に流される元となるスキャンダルの相手役というのがイイですね（笑）。“The
　　　　　Tale of Genji”の英語題名があるようです。

89年光和インターナショナル／松竹　『バカヤロー！2「幸せになりたい。」』
　　　　　　　　　　　　　　　〔オムニバス第1話“パパの立場もわかれ”〕

監督／本田昌広、製作総指揮／脚本／森田芳光、撮影／栢原直樹、音楽／梶原浩史

　　　　　出演

　　　　　小林稔侍…岡田良介（旅行代理店の苦情係）
　　　　　風吹ジュン…夏子（その妻で娘が一人。ダイビングが趣味）
　　　　　高橋祐子…その娘
　　　　　逗子とんぼ…赤羽
　　　　　相田寿美緒…京野美也子（ホステス）
　　　　　十貫寺梅軒…後藤
　　　　　橋爪功…笠松好司（主人公の上司）

　　　　★お気楽な主婦という役でした。これじゃあ、主人公も怒るって！（笑）。

91年ケイエスエス／松竹　『無能の人』

監督／竹中直人、脚本／丸内敏治、撮影／佐々木原保志、音楽／GONTITI

　　　　　出演

　　　　　竹中直人…助川（売れないマンガ家）
　　　　　風吹ジュン…助川モモコ（主人公の妻。競輪場で働き、チラシ配りのバイトもしている）
　　　　　三東康太郎…三助（来年、小学生になる息子）
　　　　　マルセ太郎…石山（愛石狂会会長）
　　　　　神代辰巳…鳥男
　　　　　神戸浩…
　　　　　三浦友和…
　　　　　山口美也子…
　　　　　いとうせいこう…
　　　　　原田芳雄…
　　　　　久我美子…
　　　　　大杉漣…
　　　　　清水ひとみ…
　　　　　河合美智子…

　　　　★妻役が風吹ジュンさんでないと成立しなかった作品かも。日本アカデミー賞助演女優賞受賞。
　　　　　“Nowhere Man”の英語題名があるようです。

92年メリエス、サントリー／アルゴプロジェクト　『ザ・中学教師』

監督／平山秀幸、脚本／斎藤博、撮影／柴崎幸三、音楽／大谷幸

　　　　　出演

　　　　　長塚京三…三上周平（桜中学2年1組の担任教師）
　　　　　藤田朋子…長内純子（同美術教師）
　　　　　金山一彦…米倉達（教師）
　　　　　谷啓…春山幾夫（英語教師）
　　　　　范文雀…三上清子（主人公の妻）
　　　　　脇田麻衣子…三上祐子（主人公の娘で登校拒否になる）
　　　　　風吹ジュン…足立常子（明の母親で保険の外交員）
　　　　　樹木希林…竹田安子（教師）
　　　　　西村政貴…足立明（1組の生徒で登校拒否になる）
　　　　　川名浩介…上島昇（同級生でプールで死ぬ）
　　　　　西村政貴…原健太（同級生）
　　　　　島田敦子…今日子（同級生でコンビニの娘）
　　　　　松金よね子…今日子の母
　　　　　笹野高史…今日子の父
　　　　　でんでん…川崎
　　　　　奥村公延…校長
　　　　　藤田敏八…教師

　　　　★長塚京三さんとの共演は映画やドラマで多いですね。“The Games Teachers Play”の英
　　　　　語題名があるようです。

92年松竹　『男はつらいよ／寅次郎の青春』

監督／脚本／山田洋次、脚本／朝間義隆、撮影／高羽哲夫、花田三史、音楽／山本直純

　　　　　出演

　　　　　渥美清…車寅次郎（葛飾柴又生まれのテキヤ）
　　　　　倍賞千恵子…諏訪さくら（寅次郎の妹）
　　　　　風吹ジュン…富永蝶子（宮崎県で美容院を営む未亡人）
　　　　　永瀬正敏…（蝶子の15歳年下の弟で船乗り）
　　　　　下條正巳…竜三（寅次郎の叔父 “おいちゃん”）
　　　　　三崎千恵子…つね（寅次郎の叔母 “おばちゃん”）
　　　　　太宰久雄…“タコ社長”
　　　　　佐藤蛾次郎…源公（柴又帝釈天の下働き）
　　　　　赤塚真人…
　　　　　西尾まり…
　　　　　桜井センリ…
　　　　　関敬六…“ポンシュウ”（寅次郎のテキヤ仲間）
　　　　　笠智衆…御前様（柴又帝釈天の住職）
　　　　　前田吟…諏訪博（さくらの夫）
　　　　　夏木マリ…礼子（泉の母）
　　　　　吉岡秀隆…諏訪満男（さくらの息子）
　　　　　後藤久美子…泉（満男の憧れの女性）

　　　　★もしもこんな美容院があったら通い詰めます（笑）。“Tora-san 45”“Tora-San Makes
　　　　　Excuses”の英語題名があるようです。

93年フジテレビ、オフィス・トゥー・ワン／東宝　『水の旅人～侍KIDS』

監督／大林宣彦、原作／脚本／末谷真澄、撮影／阪本善尚、音楽／久石譲

　　　　　出演

　　　　　山崎努…墨江少名彦〔スミノエノスクナヒコ〕（川から流れてきた小さな武士）
　　　　　吉田亮…楠林悟（気弱な小学2年生）
　　　　　伊藤歩…楠林千鶴子（その姉）
　　　　　原田知世…村田由紀（ファンタジー好きな小学校の先生）
　　　　　風吹ジュン…楠林優子（主人公の母親）
　　　　　岸部一徳…楠林文博（主人公の父親）

　　　　★普通のお母さんの役というのも結構難しいかもしれません。“Samurai Kids”“The Water
　　　　　Traveler”の英語題名があるようです。

94年パイオニアLDC、サンダンスカンパニー／KUZUIエンタープライズ　『毎日が夏休み』

監督／脚本／金子修介、撮影／柴崎幸三、音楽／大谷幸

　　　　　出演

　　　　　佐野史郎…林海寺成雪（“何でも屋・林海寺社”を発足させるスギナの義父）
　　　　　佐伯日菜子…林海寺スギナ（中学2年生）
　　　　　高橋ひとみ…草本紅子（成雪の元の妻）
　　　　　益岡徹…小林（成雪の元の同僚）
　　　　　黒田福美…小林夫人
　　　　　上田耕一…宇野部長
　　　　　一城みゆ希…渡辺夫人
　　　　　阿知波悟美…三塚夫人
　　　　　千うらら…河本夫人
　　　　　牧口元美…三木部長
　　　　　五島悦子…たか子（秘書）
　　　　　田口珠美…ふさえ（秘書）
　　　　　戸田恵子…朝井（先生）
　　　　　林キセ子…学校の職員
　　　　　竹下宏太郎…中川（怪しい男）
　　　　　石井トミコ…盛崎夫人
　　　　　小野寺昭…江島渡（スギナの実の父親）
　　　　　風吹ジュン…林海寺良子〔リンカイジ・ヨシコ〕
　　　　　　　　　　　　　　　　（子連れで再婚、夫と娘が会社を作るので赤坂のクラブ勤めをする）

　　　　★ショートカットの髪が可愛いのです。その髪型は、地面から7cmくらい浮いた、微妙なスタ
　　　　　ンスの妻役を演じられると思ったそうです。“It's a Summer Vacation Everyday”の英
　　　　　語題名があるようです。

95年大映、他／東宝　『ガメラ大怪獣空中決戦』

監督／金子修介、脚本／伊藤和典、撮影／戸澤潤一、音楽／大谷幸

　　　　　出演

　　　　　伊原剛志…米森良成
　　　　　中山忍…長峰真弓（鳥類学者）
　　　　　藤谷文子…草薙浅黄
　　　　　蛍雪次朗…大迫（刑事）
　　　　　本田博太郎…斎藤（環境庁審議官）
　　　　　長谷川初範…佐竹（一等陸佐）
　　　　　本郷功次郎…巡視船“のじま”船長
　　　　　久保明…輸送船“海竜丸”船長
　　　　　真山勇一…本人（ニュース番組“プラスワン”のニュースキャスター）
　　　　　木村優子…同上
　　　　　永井美奈子…本人（アルタ前のニュースキャスター）
　　　　　大神いずみ…本人（“プラスワン”の現場レポーター）
　　　　　松尾貴史…タクシーの運転手
　　　　　袴田吉彦…道弥
　　　　　夏木ゆたか…フェイズドアレイダー前のレポーター
　　　　　石井トミコ…スーパーのおかみさん
　　　　　渡辺哲…富士裾野の中隊長
　　　　　渡辺裕之…天王洲戦闘指揮所の中隊長
　　　　　風吹ジュン…夫の誕生日に鯛を買おうかどうかスーパーで迷っている主婦
　　　　　小野寺昭…草薙直哉（映画プロデューサーで浅黄の父）

　　　　★怪獣が出現してるというのに、こういうお気楽な奥さん、絶対いると思う（笑）。この作品は
　　　　　、金子修介監督のラブコールによる出演のようですね。

95年松竹　『時の輝き』

監督／脚本／朝原雄三、脚本／山田洋次、撮影／長沼六男、音楽／西村由紀江

　　　　　出演

　　　　　高橋由美子…神埼由花〔ユウカ〕（看護婦を目指す少女）
　　　　　山本耕史…守谷峻一（由花の初恋の相手“シュンチ”）
　　　　　夏木マリ…守谷和枝（“シュンチ”の母）
　　　　　別所哲也…大島（大学病院の医師）
　　　　　春木みさよ…恭子（由花の親友）
　　　　　京野ことみ…亜矢（“シュンチ”の妹でやはり看護婦志望）
　　　　　早瀬翼…村岡さとる（由花が看護実習で受け持つ少年）
　　　　　樹木希林…永島（大学病院のまかない婦のおばさん）
　　　　　石井苗子…婦長
　　　　　角替和枝…来島（看護婦）
　　　　　東恵美子…神埼絹江（由花の祖母）
　　　　　風吹ジュン…神埼麻子（由花の母）
　　　　　橋爪功…神埼隆史（由花の父）

　　　　★話の判る母親という役は似合いますね。

95年アミューズ、他／東宝　『あした』

監督／大林宣彦、脚本／桂千穂、撮影／坂本典隆、音楽／學草太郎、岩代太郎

　　　　　出演

　　　　　高橋かおり…原田法子（旅行中の女子大生）
　　　　　林泰文…大木貢（法子の幼なじみで金澤の子分）
　　　　　朱門みず穂…綿貫ルミ（法子の友人）
　　　　　宝生舞…朝倉恵（恋人の死を実感出来ていない高校生）
　　　　　柏原収史…高柳淳（恵の恋人）
　　　　　峰岸徹…永尾要治（妻と娘を失って失望している造船設計技師）
　　　　　村田雄浩…唐木隆司（沙由利のコーチ）
　　　　　洞口依子…小沢小百合（沙由利の同僚でマネージャー）
　　　　　田口トモロヲ…笹山哲（笹山の弟）
　　　　　小倉久寛…山形ケン
　　　　　ベンガル…池之内勝（組の若頭）
　　　　　根岸季衣…一ケ瀬布子〔キヌコ〕（森下の秘書）
　　　　　小林かおり…永尾厚子（永尾の死んだ妻）
　　　　　椎名ルミ（後に椎名亜衣）…安田沙由利（憧れのコーチを失った実業団の水泳選手）
　　　　　野村祐香…少女時代の法子
　　　　　津島恵子…金澤澄子（金澤の妻）
　　　　　多岐川裕美…森下美津子（社長夫人）
　　　　　井川比佐志…森下薫（社長）
　　　　　岸部一徳…笹山剛（金澤の跡目を狙う男？）
　　　　　植木等…金澤弥一郎（地元のヤクザの親分）
　　　　　増田恵子…池之内歌子（池之内の妻？）
　　　　　奈美悦子…沙由利の所属する水泳部の部長
　　　　　入江若葉…法子たちの泊まる旅館の女将
　　　　　大前均…遭難した“呼子丸”の船長
　　　　　明日香尚（後に明日香七穂）…路次の主婦
　　　　　奥村公延…音楽の先生
　　　　　尾美としのり…恵の先生
　　　　　坊屋三郎…源さん（床屋のオヤジ）
　　　　　赤座美代子…恵の母
　　　　　風吹ジュン…貢の母
　　　　　藤谷美紀…田代和子（沙由利の同僚）
　　　　　中江有里…結城直子（永尾の部下）
　　　　　原田知世…“呼子丸”に乗っている“私”

　　　　★まさしくワンシーンのゲスト出演でした。ここでは原田知世さんがイイ役でした。“Goodbye
　　　　　for Tomorrow”の英語題名があるようです。

97年(株)ネクストエンタテイメント、他／松竹　『恋と花火と観覧車』

監督／脚本／砂本量、脚本／秋元康、撮影／加藤雄大（J.S.C.）、音楽／周防義和

　　　　　出演

　　　　　長塚京三…森原邦彦（8年前に妻を亡くした男）
　　　　　松嶋奈々子…野々村史華〔フミカ〕（森原の取引先の建設会社のOL）
　　　　　酒井美紀…森原ひとみ（森原の一人娘である大学生）
　　　　　生瀬勝久…西荻洋一郎（税理士事務所勤務で“オーネット”の会員歴6年目）
　　　　　深浦加奈子…立花澄江（生命保険の外交員で二人の子持ち）
　　　　　金田明夫…渡辺部長
　　　　　佐野重樹（近鉄バファローズ）…海老原義和（大型電器店経営）
　　　　　鶴見辰吾…喫茶店店長
　　　　　大島蓉子…研究所勤務風の女性
　　　　　大杉漣…タクシーの運転手
　　　　　横山通代…柴田京子
　　　　　樹木希林…三田さなえ（結婚情報サービス会社“オーネット”のアドバイザー）
　　　　　風吹ジュン…森原のぞみ（森原の亡妻で紅茶とジャズのファンだった）
　　　　　つるの豪志（後につるの剛士）…ツトム（ひとみの恋人）
　　　　　石塚英彦…税理士A
　　　　　菅田俊…空港警備員
　　　　　椎名桔平…史華の昔の恋人

　　　　★回想シーンでしか出てこないというところがミソ。

97年松竹　『釣りバカ日誌9』

監督／栗山富夫、脚本／山田洋次、朝間義隆、撮影／花田三史、音楽／かしぶち哲郎

　　　　　出演

　　　　　西田敏行…浜崎伝助（“ハマちゃん”。鈴木建設の社員）
　　　　　浅田美代子…浜崎みち子（伝助の妻）
　　　　　上野友…浜崎鯉太郎（伝助の息子）
　　　　　三國連太郎…鈴木一之助（鈴木建設の社長）
　　　　　奈良岡朋子…鈴木久江（一之助の妻）
　　　　　小林稔侍…馬場恒太郎（鈴木建設の資材課課長から営業部長になる）
　　　　　西谷卓統…馬場誠（恒太郎の息子）　　
　　　　　風吹ジュン…庄野茜（蒲田の駅裏のスタンドバー“あかね”のママ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後に鹿児島県川内〔せんだい〕へ。出身は甑島）
　　　　　中村梅之助…八城（八城建設の社長）
　　　　　中本賢…太田八郎（釣り宿の主人）
　　　　　谷啓…佐々木（鈴木建設営業三課の課長）
　　　　　笹野高志…前原（鈴木社長の運転手）
　　　　　ベンガル…池之内勝（組の若頭）
　　　　　角野卓造…草森（鈴木建設の秘書課長）
　　　　　北村和夫…杉浦（鈴木建設の専務）
　　　　　鶴田忍…堀田（鈴木建設の常務）
　　　　　竜雷太…原口（鈴木建設の人事担当取締役）
　　　　　小野寺昭…川島（鈴木建設の営業本部長）
　　　　　三谷昇…牧野慎吾（鈴木建設の前営業部長で退職する）
　　　　　塩屋俊…外村（鈴木建設の総務部長）
　　　　　加島潤…鈴木建設の重役
　　　　　鴻上尚史…新藤（オリエンタル保険の総務課長）
　　　　　菜木のり子…さゆり（オリエンタル保険のOL）
　　　　　高畑淳子…紺野（東洋ソーダの購買部部長）
　　　　　白鳥美羽…里香（東洋ソーダの秘書）
　　　　　細川ふみえ…ひとみ（鈴木建設営業三課のOL）
　　　　　弥生みつき…同上
　　　　　小林さやか…同上

　　　　★ちなみに“寅さん”シリーズとこのシリーズ両方でマドンナを演じたのは風吹ジュンさんだけ
　　　　　です。まいったか！（笑）。

98年日本テレビ＝円谷プロ／大井武蔵野館　『麗猫伝説・劇場版』

監督／大林宣彦、脚本／桂千穂、撮影／阪本善尚（J.S.C.）、音楽／三枝成章

　　　　　出演

　　　　　入江たか子…竜造寺暁子（往年の化け猫映画の名女優）
　　　　　入江若葉…同上
　　　　　柄本明…志村良平（尾道の撮影所“瀬戸内キネマ”の脚本家）
　　　　　風吹ジュン…陽子（同スクリプターで良平の恋人）
　　　　　大泉滉…水森（同監督）
　　　　　峰岸徹…記者
　　　　　平田昭彦…プロデューサー
　　　　　坊屋三郎…同上
　　　　　薩谷和夫…高島（監督）
　　　　　大前均…悪役
　　　　　内藤陳…役者
　　　　　佐藤允…“マカロニ”（監督）

　　　　★83年にテレビ放映されたものを劇場公開したもの。ここでのヒロインは、年令的には大林監
　　　　　督好み（？。笑）の“少女”ではありませんでしたが、とても純粋な娘という設定がなされて
　　　　　いて、それが特に際立っていたのでした。

99年日本ヘラルド　『コキーユ～貝殻～』

監督／中原俊、脚本／山田耕大、撮影／上野彰吾、音楽／山田武彦

　　　　　出演

　　　　　小林薫…浦山達也（広瀬山中学の1967年度の卒業生。会社の工場の部屋長？）
　　　　　風吹ジュン…早瀬直子
　　　　　　　　　　（浦山達也の同級生。東京から娘と帰郷してスナック“コキーユ”を営んでいる）
　　　　　益岡徹…谷川次郎（浦山達也の同級生）
　　　　　深水三章…黒田聡（浦山達也の会社の上司である課長）
　　　　　吉村実子…藤崎君枝（“コキーユ”の隣の居酒屋“しおかわ”の女将）
　　　　　林泰文…中村和夫（浦山達也の会社での同僚。剣道仲間）
　　　　　梶原阿貴…松木恵子（中村和夫と三年付き合っている恋人。浦山達也の会社での同僚）
　　　　　高瀬春菜…黒田聡の妻
　　　　　金久美子…浦山悦子（浦山達也の妻）
　　　　　千晶…浦山美奈（浦山達也の娘。19歳）
　　　　　五十嵐迅人…浦山知也（浦山達也の息子。13歳）
　　　　　浜丘麻矢…早瀬香織（早瀬直子の娘。中学三年生）
　　　　　　…中学校時代の早瀬直子〔二役〕
　　　　　植田真介…中学校時代の浦山達也
　　　　　二瓶鮫一…五十嵐（浦山達也たちの中学校の恩師）
　　　　　岩松了…郷田直之（浦山達也の同級生）
　　　　　中丸新将…米長正樹（浦山達也の同級生）
　　　　　ボブ藤原…田中慎二（浦山達也の同級生）
　　　　　浅見小四郎…坂井英男（浦山達也の同級生）
　　　　　大我のぼる…浦山達也の同級生
　　　　　田窪一世…羽生秀一（浦山達也の同級生）
　　　　　立石凉子（後に立石涼子）…浦山達也の同級生
　　　　　しみず霧子（後に志水季里子）…伊藤静香（浦山達也の同級生）
　　　　　橘雪子（後に橘ユキコ）…園田道代（浦山達也の同級生。うなぎ屋に嫁いでいるらしい）
　　　　　松本じゅん…浦山達也の同級生
　　　　　三田恵子…浦山達也の同級生
　　　　　西美子…浦山達也の同級生
　　　　　田鍋謙一郎…浦山達也の会社の工員A
　　　　　諏訪部仁…浦山達也の会社の工員B
　　　　　小熊恭子…花農家のおばさん
　　　　　山上賢治…タクシーの運転手
　　　　　山口智恵…伊豆の旅館の仲居
　　　　　木村清志…剣道部員
　　　　　六社山幸成…中学校の剣道の先生
　　　　　内田莉紗…小学校三年生の時の早瀬直子
　　　　　池上央将…小学校三年生の時の浦山達也
　　　　　福田亮太…小学校時代の友人たち
　　　　　熊市真也…小学校時代の友人たち
　　　　　大内裕太…小学校時代の友人たち

　　　　★どう見ても主役は風吹ジュンさんです。報知映画賞主演女優賞受賞。

99年東宝　『金融腐蝕列島／呪縛』

監督／原田眞人、脚本／高杉良、鈴木智、木下麦太、撮影／阪本善尚、音楽／川崎真弘

　　　　　出演

　　　　　役所広司…北野浩（ACB／朝日中央銀行企画本部副部長から頭取秘書に）
　　　　　仲代達矢…佐々木英明（ACB取締役相談役で、元会長・元頭取）
　　　　　椎名桔平…片山昭雄（ACB企画本部渉外グループ長）
　　　　　若村麻由美…和田美豊（金融関係の通信社“ブルームバーグ”のアンカーウーマン）
　　　　　風吹ジュン…北野今日子（41歳。佐々木英明の娘で北野浩の妻。二人の子供がいる）
　　　　　矢島健一…石井卓也（ACB企画本部副部長）
　　　　　遠藤憲一…大野木基道（東京地検特捜部ACBルート担当検事）
　　　　　中村育二…松原秀樹（広報部副部長）
　　　　　もたいまさこ…一条（再生ACBの顧問弁護士）
　　　　　多岐川裕美…青木伸枝（佐々木英明の愛人）
　　　　　本田博太郎…陣内誠二（ACB常務取締役から新副頭取に）
　　　　　若松武史…小田島敬太郎（総会屋）
　　　　　内藤武敏…株主790番
　　　　　石橋蓮司…中澤正雄（56歳。ACBの専務取締役）
　　　　　黒木瞳…佐藤弘子（久山隆の秘書）
　　　　　根津甚八…中山公平（ACB常務取締役から新頭取に）
　　　　　吉崎典子…佐高信と対談するアナウンサー（本人）
　　　　　佐藤慶…久山隆（ACB取締役相談役）
　　　　　丹波哲郎…川上多治郎（総会屋で大物フィクサー）
　　　　　三浦春馬
　　　　　　…北野浩一（北野浩の息子。子供なのに佐々木英明からワインの飲み方を教えられている）
　　　　　今井あずさ…白木（5チャンネルのテレビ局のレポーター）
　　　　　中村優子…ACBの取締役相談役の部屋がある32階フロアの受付

　　　　★ブルジョワ育ちというのを表現するのが難しかったみたいです。“Spellbound”の英語題名
　　　　　があるようです。

2018年5月9日現在
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