『泣いて笑った花嫁』のロケ地をご紹介

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『泣いて笑った花嫁』のロケ地をご紹介

　　　　★『泣いて笑った花嫁』は京都でもロケが行なわれています。室内でのシーン以外（おそらく）
　　　　　は、しっかりロケが行なわれています。

　　　　…東京の美大に通う岡本京子（鰐淵晴子）の実家は、京都で11代続く老舗の“岡本呉服店”。
　　　　　東山区の清水石段下にあるとされています。実際にこちらのお店は、東山区清水1丁目287
　　　　　にある“岡本織物店”さんでロケが行なわれています。

　　　　…京子の母親・政代（高峰三枝子）が、昔、店で番頭だった杉山常造（佐野周二）と待ち合わせ
　　　　　をするのは、南禅寺の山門です。

　　　　…夜の河原町通り。暗いですね（笑）。“京劇”のネオンサインが見えますので、間違いなく京
　　　　　都でのロケです。

　　　　…杉山常造の息子で浅草国際劇場の演出家助手・杉山俊男（吉田輝雄）や松竹歌劇団のダンサー
　　　　　・富永早苗（倍賞千恵子）たちが関西での公演の合間に見学に向かうのは、比叡山（滋賀県）
　　　　　。“京都交通（現・京阪京都交通）バス”の名前の部分に少し手を入れて、“京都観光バス株
　　　　　式会社”としています。

　　　　…比叡山のシーンでは、杉山俊男や富永早苗が拝殿に向かって拍手をしますが、ここは神社では
　　　　　ありません（笑）。

　　　　…バスは京都市内の知恩院の正面に戻って来ます。

　　　　…知恩院の中にて。

　　　　…常連客である杉山常造に依頼された“京松旅館”の番頭（藤山寛美）が東京の金融会社の社長
　　　　　に化け、京子の祖母・はつ（沢村貞子）を信用させるために会うのは、中京区堀川の二条城前
　　　　　にある“京都国際ホテル”。現在でも基本的にこの景観は変わっていませんが、画面右に見え
　　　　　ている土塀はなくなり、道から直接、駐車場が見えるようになっています。

　　　　…しかしその後、“京松旅館”の番頭は、知恩院で宿泊客たちを案内しているところをはつに捕
　　　　　まってしまいます（笑）。

　　　　…“京松旅館”の番頭がはつに引っ張られて来るのは、東山区の下河原通八坂鳥居前下る清井町
　　　　　500にある東景寺（秋葉山東景寺）というお寺の前あたり。八坂神社の南門（南楼門）の南
　　　　　側の通りを真っすぐ南へ進んだ次の交差点あたりにあります。“京松旅館”はこのお寺の隣り
　　　　　（北側／画面左）にあるという設定です。実際にも旅館だったりします。

LAST UP DATE ◆ 2012年2月1日
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