『西陣心中』のロケ地をご紹介

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『西陣心中』のロケ地をご紹介

　　　　★『西陣心中』のロケ地を紹介します。画像はNOBOさんにご提供いただきました。
　　　　　（2008年4～5月に撮影）

　　　　…無理心中の生き残りとして京都へやって来るヒロイン・野沢ゆみ（島村佳江）の目に入るのは
　　　　　京都駅の正面にある烏丸〔からすま〕通りを北方向へ望む絵柄。画面右側のビルに中華料理店
　　　　　“広東”の看板が出ています。このビルの向こう側の建物に大映映画の直営館があり、Web
　　　　　＠作者は子供の頃、『ガメラ』シリーズなどを見た帰りには、この“広東”でよく食事をして
　　　　　帰った記憶があります。

　　　　…行き場をなくした野沢ゆみがたどり着く上京区〔かみぎょうく〕の西陣〔にしじん〕の町。か
　　　　　なり様変わりをしているそうで、映像に登場する景色はほとんど見当たらないようです。“撮
　　　　　影協力”としてクレジットのある西北小路町あたり。

　　　　…ヒロインが修行をすることになる吉嘉商店の若い機織職人・立野博之（光田昌弘）が、足が不
　　　　　自由な店の女将・吉田はま（楠侑子）を背負って参詣するお寺は、上京区の千本上立売〔せん
　　　　　ぼん・かみだちうり〕上ルにある釘抜地蔵として有名な石像寺〔しゃくぞうじ〕。

　　　　…野沢ゆみと滋賀県警の刑事・西川信雄（名古屋章）が相談をするのは、下京区〔しもぎょうく
　　　　　〕にある東本願寺〔ひがしほんがんじ〕前の噴水のあたりでしょう。

　　　　…劇中に登場する京都の三大奇祭の一つである“やすらい祭り”に関連して写る鳥居は、北区〔
　　　　　きたく〕の紫野〔むらさきの〕にある玄武神社の鳥居です。

　　　　…ラスト近く、ヒロインと博之が歩くシーンに登場するのは、上京区の智恵光院〔ちえこういん
　　　　　〕通上立売下ル付近にある本隆寺の東側の塀。日活映画『男と男の生きる街』で、墓参に向か
　　　　　う芦川いづみさん扮するヒロインを、石原裕次郎さん扮する主人公が呼び止めるシーンは、も
　　　　　う少し写真奥（北側）のあたりです。

LAST UP DATE ◆ 2011年9月21日
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