『クイール』のロケ地をご紹介

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『クイール』のロケ地をご紹介

　　　　★『クイール』のロケ地を紹介します。

　　　　…東京在住の水戸レン（名取裕子）の家で生まれたクイールは、京都市の西側にある向日市あた
　　　　　りに住むパピーウォーカー（盲導犬の仔犬を一歳の誕生日まで育てるボランティア）の仁井夫
　　　　　妻（香川照之・寺島しのぶ）の元へ運ばれて来ます。その後、一歳になったクイールは、京都
　　　　　府亀岡市稗田野町犬飼（“稗”は正しくは“草がんむりに稗”。また“犬飼”は偶然だと思い
　　　　　ます）にある関西盲導犬協会の盲導犬総合訓練センターに預けられることになります。センタ
　　　　　ーの敷地内の訓練スペースには、車道や歩道だけではなく、町の様子と同じく歩道橋や信号な
　　　　　ども設置されています。クイールを訓練するのは、センターの所長・多和田悟（椎名桔平）。

　　　　…早速、所長がクイールを訓練に連れ出すのは、亀岡市の旧市街地にあるJR亀岡駅周辺。実際
　　　　　に盲導犬が訓練されている様子は町の中でよく見かけます。ここは西友の前の横断歩道です。
　　　　　ただし、センターの所在地からは車で20分くらいはかかると思いますので専用車か何かで運
　　　　　ばれて来るのだとは思いますが。背景に見えている京都信用金庫は約30年前に別の場所から
　　　　　移転して来たものですが、当時、Web＠作者が勤めていた印刷会社のクライアントの一つが
　　　　　京都信用金庫でしたので、そのデザイン室で開店の広告を作った記憶があります。所長の後ろ
　　　　　にある食べ物屋さんは、2015年現在は存在しません。

　　　　…そのそばにある通り。通りにはWeb＠作者が通う泌尿器科医院もあり、後ろに見えている薬
　　　　　局で薬を貰っています（笑）。

　　　　…そこから少し東側に行ったところにあるSATY（現・AEON）の前。この後、所長は、野菜売
　　　　　り場で息子と一緒に買い物中だった知人である目の不自由な渡辺満（小林薫）と出会います。

　　　　…渡辺満が白い杖をついて歩く歩道。Web＠作者が週に何度も通う旧市街地にあるローソンの
　　　　　前の歩道です（笑）。

　　　　…その歩道の向かいには、Web＠作者の同級生が社長である料亭“楽々荘”の看板が立ってい
　　　　　ます（画面右）。Web＠作者がデザインしたものです。まだ版下を手描きで作っていた頃だ
　　　　　ったと思いますので、1996年以前のことでしょう。国の登録有形文化財である料亭の庭園の
　　　　　画像を大きく入れています。

　　　　…そしてそのローソンの西側には印刷会社があります。黒と白のコントラストの建物は京都市内
　　　　　にもあるような町家風ですが、中は印刷会社の事務所（工場は別）です。この建物の画面右隣
　　　　　にはTBSでドラマ化もされた『ドラゴン桜』のモデルにもなっている先生の塾があります。
　　　　　その先生のお父さんも塾の先生で、Web＠作者も通っていました（塾の場所は当時は別の場
　　　　　所）。ちなみにその先生は当初は学校の先生をされていたのですが、すぐに辞めて塾を開かれ
　　　　　ました。Web＠作者の母親が、その当時の生徒です（笑）。ですからWeb＠作者は、そのツ
　　　　　テもあって、入塾試験を受けずに（通知簿を見せるだけで。当時は体育以外はオール5でした
　　　　　ので、文句はない…笑）入れてもらいました。まああの…時効ということで（笑）。

　　　　…そのそばの路地で渡辺満に声をかけた所長は、クイールを渡辺満に預けて同道します。渡辺満
　　　　　が向かう目的地である市役所の建物が彼方に見えています。

　　　　…市役所そばの交差点。Web＠作者が外出した際、ほぼ毎回通る場所です（笑）。

　　　　…市役所のスロープを上がる所長と渡辺満。生涯学習都市やWHOセーフコミュニティなどに認
　　　　　定されているだけあって（？）、バリアフリーなどの設備は昔からしっかりしています。

　　　　…無駄にデカい（笑）庁舎がそびえています。Web＠作者も最上階あたりにある市会議員の部屋
　　　　　に入れてもらったことがありますが、そこから町並みを眺めると、ちょっと偉くなったと勘違
　　　　　いしそうな気が一瞬しました（笑）。

　　　　…やはり旧市街地の通りから。Web＠作者の友人の坊さまである杉若恵亮氏の“法華寺”が近
　　　　　くにあります。画面右上の建物は老舗の和菓子屋さん。残念ながら、この後にお店は廃業、民
　　　　　家に建て直されています。1977年製作の教育映画『泣きながら笑う日』のロケでWeb＠作者
　　　　　や杉若恵亮氏が、女優の中田喜子さんを眺めていたのもこの通りです（笑）。

　　　　…その和菓子屋さんから、上記画像を撮影していたであろう大屋根のあたりを写しています。そ
　　　　　の大屋根は、やはり老舗の造り酒屋さん“関酒造”のもの（こちらは2015年現在も営業中）
　　　　　。ちなみにこの和菓子屋さんの横にある鉄柵は、高校生時代、Web＠作者の友人がスピード
　　　　　の出し過ぎでカーブを曲がりきれずにバイクごと店内に突っ込んだため、設置されたものだと
　　　　　聞いていますが（？…笑）。

　　　　…渡辺満が車の通行の邪魔をするシーン。これは旧市街地の東の端のほうで撮影されています。
　　　　　渡辺満の自宅は市内の南東（旧市街地の外）に位置する新興住宅地の中となっています。実存
　　　　　する場所です…そこから来たにしては、向かう方向が違うのですが（笑）。近くには、Web
　　　　　＠作者が赤ん坊だった頃からの主治医の先生の医院がありました。

LAST UP DATE ◆ 2015年5月27日
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