1954年『國定忠治』

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　1954年『國定忠治』　

　　　　★ここでは、クレジットタイトルの採録とともに、各作品を詳細に解説します。過去に出された
　　　　　文献も参考にしながら、Web＠作者が2010年5月18日以降に検証した結果をまとめています。
　　　　　もちろん抜けもあり誤認も含まれているかとは思いますので、あくまでも作品を楽しむための
　　　　　参考としてください。新たな情報をお寄せいただきたいと思います。
　　　　　※当Webの恒例の方式により、“？”の付いている情報は、確定出来ていないものだと考えて
　　　　　ください。“？”の数により曖昧さが増します（笑）。また、“〔カタカナ〕”という表記は
　　　　　漢字表記が確定出来ない名称の表現です。カッコのないカタカナ表記は、そのままで正しいと
　　　　　考えてください。

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　　　　　監督：滝沢英輔　製作：星野和平　脚本：菊島隆三　撮影：峰重義　照明：藤林甲
　　　　　録音：中村敏夫　美術：進藤誠吾　音楽：大森盛太郎　助監督：関喜誉仁　編集：長田信
　　　　　製作主任：加東義

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　　　　　辰巳柳太郎　…国定忠治（上州佐位郡国定村出身の百姓。
　　　　　　　　　　　　　“鳴神の音吉”を斬ったことから“島の伊三郎”に見込まれて侠客になる）
　　　　　　※史実では本名は、長岡忠次郎。
　　　　　島田正吾　…“日光の円蔵”（国定忠治の賭場で遊ぶ渡世人。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国定忠治の子分になる。後に高崎で捕縛されさらし首に）
　　　　　津島恵子〔特別出演〕　…おとよ（庄屋彦右ヱ門の家の奉公人から宿屋“初音”の女郎に。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後に“下宿の安五郎”の妻になる）
　　　　　花柳小菊　…お町（“島の伊三郎”の妾）
　　　　　野村清一郎　…庄屋彦右ヱ門（国定村の庄屋）
　　　　　石山健二郎　…嶋村伊三郎（通称“島の伊三郎”。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　国定忠治が最初に取り入った親分。後に国定忠治に殺される）
　　　　　秋月正夫　…式部玄蕃（上州・岩鼻代官所の代官）
　　　　　河村憲一郎　…“清水の玩鉄”（国定忠治の子分になる男）
　　　　　岡泰正　…“百々〔ドド〕の紋二”
　　　　　　　　　　　　　　（国定忠治が神社の寄付金の名札を入れ替えたことから喧嘩になる親分）
　　　　　清水彰
　　　　　　…“下宿の安五郎”（国定村の百姓。国定忠治の友人。一時期は国定忠治の子分だった）
　　　　　久松喜世子　…おなか（国定村の街道にある茶店の老婆）
　　　　　千早隆子　…おりき（おとよの母）
　　　　　畑中蓼坡　…五右衛門（国定忠治の父）
　　　　　　※史実では名前は、与五左衛門。
　　　　　松木悟朗　…“こって牛の巳江吉”（“島の伊三郎”の子分）
　　　　　郡司八郎　…“稲荷の九郎助”（国定忠治の子分）
　　　　　波多昇　…“八寸の才市”（国定忠治の子分）
　　　　　宮本曠二朗　…大西（出役。代官所にいる役人）
　　　　　岡田映一　…久兵ヱ（床屋）
　　　　　大町正作　…新助（若旦那）
　　　　　東大二郎（後に東大二朗）　…旅人
　　　　　　…新吉（赤城山の賭場の旅人）〔二役〕
　　　　　　…林田（出役）〔三役〕
　　　　　飯田徹　…“すっとびの又五郎”（“百々の紋二”の子分）
　　　　　大山克巳　…“武井の浅二”
　　　　　　（国定忠治の子分になる男。岩鼻代官所から呼び出しがあったことを国定忠治に告げる男）
　　　　　吉田柳児　…“三ツ木の文蔵”（国定忠治の子分になる男）
　　　　　茂木昇二郎　…“鳴神の音吉”（“島の伊三郎”と対立する親分。国定忠治に斬られる）
　　　　　宮嶋誠　…権次（庄屋彦右衛門の雇い人頭）
　　　　　弘松三郎　…“押えの長吉”（“島の伊三郎”の子分。後に国定忠治の子分に）
　　　　　英原穣二　…“平気の常蔵”（国定忠治の子分）
　　　　　　…碓氷峠の関所の役人
　　　　　　　　　　　　　　（「忠治、神妙にお縄をいただけ」と言う役人の隣にいる男性）〔二役〕
　　　　　美川洋一郎（後に美川陽一郎）　…国定忠治の子分
　　　　　坂田耕造〔殺陣〕　…“重ねの壮助”（“島の伊三郎”の子分）
　　　　　新國劇總出演

　　　　　以降、主なクレジットなしの出演者

　　　　　馬渕晴子
　　　　　　…庄屋彦右ヱ門の屋敷の前の行列に並ぶ女（国定忠治の前にいる姉さんかぶりの女性）
　　　　　河上信夫（後に河上喜史朗）　…“島の伊三郎”の賭場の客（後に代官所に集まっている）
　　　　　村田寿男　…“島の伊三郎”の賭場の客（後に代官所に集まっている）
　　　　　坂井一郎（後に阪井幸一朗）？　…“島の伊三郎”の子分
　　　　　花村信輝（後に花村彰則）　…“百々の紋二”の子分（後に国定忠治の子分になる男）
　　　　　　…百姓（自殺した百姓を取り囲む男の一人）〔二役〕
　　　　　伊丹慶治　…上総屋で行われた“島の伊三郎”の宴会の出席者
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（“島の伊三郎”の右隣／画面左の席の男性）
　　　　　深江和久（後に深江章喜）
　　　　　　…国定忠治の子分（上総屋の宴席にいる男）
　　　　　　…捕方（捕まった国定忠治の駕篭の前を歩く隊列の最後尾の進行方向左側の男性）〔二役〕
　　　　　　※開巻早々、峠のロングショットでの国定忠治のスタンドインも行なっておられるのだそう
　　　　　　　です。
　　　　　山本かほる？　…自殺した百姓にすがって泣く赤ん坊を背負った妻
　　　　　雪岡純（後に雪丘恵介）？　…百姓（自殺した百姓を取り囲む男の一人）
　　　　　瀬山孝司？　…百姓（自殺した百姓を取り囲む男の一人）
　　　　　　…代官所にいる役人〔二役〕
　　　　　紀原耕（後に紀原土耕）
　　　　　　…百姓（自殺した百姓を取り囲む男たちの元へ国定忠治からの金を持って来る男）
　　　　　三浜元　…国定村の百姓（国定忠治の父の左隣／画面右で飲んでいる男）
　　　　　榎木兵衛　…国定忠治の子分
　　　　　　　　　　　　（赤城山に立て籠る忠治を捕獲するためやって来る役人を迎え撃つ男の一人）
　　　　　河瀬正敏？　…
　　　　　山田禅二？　…
　　　　　木村玄（後に木村元）？　…

　　　　　※以下は文献に掲載されているクレジットなしの出演者
　　　　　小沢慶太郎　…大井（出役。代官所にいる役人）
　　　　　小林俊明　…“ろうそくの幸造”（“島の伊三郎”の子分）
　　　　　最上竜二郎　…徂来（国定忠治に神社の屋根の普請の寄付をお願いに来る神主）
　　　　　岡野美恵子　…“だるまや”の白っ首（娼婦）
　　　　　前田利夫　…久七（国定村の百姓）
　　　　　寺津四郎　…京次（国定村の百姓）
　　　　　杉沢勝雄　…文太（国定村の百姓）
　　　　　諏訪晴一　…定吉（国定村の百姓）
　　　　　村越一二　…安田（関東与力）
　　　　　勝木啓邦　…関東与力の番卒
　　　　　桐ケ谷光成　…又八（赤城山の賭場の旅人）
　　　　　新居博重　…番卒
　　　　　天野新一（後に天野新士）　…番卒
　　　　　伊藤勇　…番卒
　　　　　木村恵　…番卒
　　　　　柳田いね子　…松風（上総屋の宴会での芸者？）
　　　　　伊藤敏子　…初菊（上総屋の宴会での芸者？）
　　　　　対馬衣都美　…桃の井（上総屋の宴会での芸者？）
　　　　　千代重二郎　…百姓
　　　　　久保田友吉　…百姓
　　　　　岸本勉　…百姓
　　　　　西川光子　…女郎部屋の女（“下宿の安五郎”の荷物を奪う宿屋“初音”の女？）
　　　　　山口京子　…上総屋の女

LAST UP DATE ◆ 2013年5月30日
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