1955年『おしゅん捕物帖“謎の尼御殿”』

使用している画像、その他の権利は全て、原権利者に帰属します。
映画・テレビドラマファン同志の楽しみのみを唯一の目的としたものであり、
利益を得たり、権利を侵害しようとするものではありません。

注）　他掲示板への転送など、画像の二次的な使用は厳禁いたします。

　1955年『おしゅん捕物帖“謎の尼御殿”』　

　　　　★ここでは、クレジットタイトルの採録とともに、各作品を詳細に解説します。過去に出された
　　　　　文献も参考にしながら、Web＠作者が2011年1月29日以降に検証した結果をまとめています。
　　　　　もちろん抜けもあり誤認も含まれているかとは思いますので、あくまでも作品を楽しむための
　　　　　参考としてください。新たな情報をお寄せいただきたいと思います。
　　　　　※当Webの恒例の方式により、“？”の付いている情報は、確定出来ていないものだと考えて
　　　　　ください。“？”の数により曖昧さが増します（笑）。また、“〔カタカナ〕”という表記は
　　　　　漢字表記が確定出来ない名称の表現です。カッコのないカタカナ表記は、そのままで正しいと
　　　　　考えてください。

◆

　　　　　監督：滝沢英輔　製作：芦田正蔵　原作：谷川早（「都鳥」より）　脚本：小国英雄
　　　　　撮影：高村倉太郎　照明：岩木保夫　録音：福島信雅　美術：小池一美　編集：辻井正則
　　　　　助監督：蔵原惟繕　製作主任：桜井宏信　特殊撮影：日活特殊撮影部　音楽：大森盛太郎
　　　　　主題歌　ビクターレコード
　　　　　“大江戸風流むすめ”　作詞：吉川静夫／作曲：大村能章　唄：月丘夢路
　　　　　“おしゅん晴姿”　作詞：吉川静夫／作曲：大村能章　唄：曽根史郎

◆

　　　　　月丘夢路　…おしゅん（目明かしの藤兵衛の娘。
　　　　　　　　　　十手持ちを引き継ぎ女目明かしになる。縫い針を口に含んで吹く技を持っている）
　　　　　北原三枝
　　　　　　…琴姫（長崎奉行だった牧野大和守の姫君。弟・縫之助に化けて町娘の髪を切っていた）
　　　　　明智三郎（後に明智十三郎）　…森隼人（帯刀の息子。琴姫の従者）
　　　　　多々良純　…“チョロ松”（藤兵衛の子分である下っ引き）
　　　　　菅井一郎　…藤兵衛（“鳥越の藤兵衛”。
　　　　　　　　鳥越治兵衛長屋に住む浅草寺を縄張りにする目明かし。病床にある。足が悪いらしい）
　　　　　南寿美子　…お光（浅草寺そばにある水茶屋“〔ナニワヤ〕”の女中。おしゅんの友人）
　　　　　広岡三栄子　…お蝶（女奇術師。じゃがたらお蝶大一座の座長。水芸を得意としている。
　　　　　　　　　牧野大和守が長崎で贔屓にしていた。実は琴姫の頭に煮え湯をかけてしまった侍女）
　　　　　清水将夫　…長崎屋市右衛門
　　　　　　　　　　　　　　　　（お蝶を囲っている旦那。牧野大和守を脅迫して密貿易をする悪玉。
　　　　　　　　　　　　　　　　　髪を切られた娘たちを別宅に監禁して偽の唐織物を織らせている）
　　　　　有島一郎　…五郎八（勘助の子分である下っ引き）
　　　　　　※お光の呼称では、名前は鶴八とも聞こえます。
　　　　　瀬川路三郎　…奥役（じゃがたらお蝶大一座の楽屋を取り仕切る男性）
　　　　　天草四郎　…帯刀〔タテワキ〕（牧野大和守の家来）
　　　　　　※森隼人の父親なので、“帯刀”は苗字ではなく名前かもしれません？？？。
　　　　　尾上菊太郎（後に扇梅芳？）　…安井平十郎（藤兵衛の上司である南町奉行所の同心）
　　　　　市川男女之助　…新七（長崎屋の番頭）
　　　　　河野秋武　…勘助（目明かし。〔クルマザカ〕？の親分）
　　　　　紅沢葉子　…お徳（お光の母親。長屋で仕立て屋を営んでいる）
　　　　　川合玉枝　…お妙（髪を切られる町娘）
　　　　　若原初子　…お絹の母親
　　　　　田中筆子　…髪結床の内儀（おしゅんとお絹の行き着けの髪結い屋の内儀）
　　　　　福田とよ（後に福田トヨ）　…お妙の侍女
　　　　　堀恭子〔新人〕　…お絹（鳥越治兵衛長屋に住むおしゅんの友人。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上総屋の若旦那と婚約中。髪を斬られて自殺する）
　　　　　片桐常雄（後に片桐恒男）　…鳥越治兵衛（おしゅんたちの住む鳥越治兵衛長屋の大家）
　　　　　八代康二（後に八代康次）　…
　　　　　美川洋一郎（後に美川陽一郎）　…じゃがたらお蝶大一座の座員（舞台で口上を述べる男性）
　　　　　紀原耕（後に紀原土耕）　…長崎屋市右衛門の子分
　　　　　　　　　　　　　　（娘たちを監禁してある言問〔コトトイ〕にある長崎屋の別宅にいる男）
　　　　　澄川透　…瓦版売り（浅草寺の山門で殺されたお蝶の件を知らせる男性）
　　　　　小泉郁之助　…瓦版売り（橋の上で殺されたお蝶の件を知らせる男性）
　　　　　　※お蝶を牧野大和守の屋敷まで送る駕篭屋“駕安”でもある？？？。
　　　　　河上信夫（後に河上喜史朗)　…多兵衛（お絹の父親。飾り職人）
　　　　　英原穣二　…長崎屋市右衛門の子分（船頭）
　　　　　千代田弘　…鳥越治兵衛長屋の住人（入浴するおしゅんを覗く出歯亀）
　　　　　石塚雅子（後に石塚乃笛）　…髪結床の女中？
　　　　　双葉光恵　…
　　　　　山下千枝子（後に芝あをみ）　…水茶屋“〔ナニワヤ〕”の女中？
　　　　　志茂明子（後に佐川明子）
　　　　　　…鳥越治兵衛長屋の住人（「おしゅんさん、器量もいいが声もいいねえ」と言う女性）？
　　　　　大内竜生〔殺陣〕
　　　　　三國連太郎　…前田重四郎（浪人。じゃがたらお蝶大一座の用心棒。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　元は久留米藩士。〔シンドウムネン〕流の使い手）

　　　　　以降、主なクレジットなしの出演者

　　　　　須田喜久代　…浅草寺の参拝客（門に吊るされた提灯の下を男性と歩く女性）
　　　　　山之辺閃（後に山之辺潤一）
　　　　　　…浅草寺の参拝客（門に吊るされた提灯の下を歩く町人風の初老の男性）
　　　　　二木草之助　…浅草寺の参拝客（門に吊るされた提灯の下を歩く扇子を持ったひげ面の浪人）
　　　　　　…身投げしたお絹の死体のそばにいる目明かしの子分（口ひげの男性）〔二役〕
　　　　　鈴木俊子　…水茶屋“〔ナニワヤ〕”の客（髪を切られたお光を見る女性）
　　　　　重盛輝江（後に重盛てる江）　…水茶屋“〔ナニワヤ〕”の女中
　　　　　泉桂子　…水茶屋“〔ナニワヤ〕”の女中？
　　　　　　…お絹の身投げの現場である三味線堀の野次馬〔二役〕
　　　　　里実（後に大門実）　…じゃがたらお蝶大一座の客
　　　　　菅原道夫（後に菅原義夫）　…じゃがたらお蝶大一座の客
　　　　　坂井美紀子（後に堺美紀子）　…じゃがたらお蝶大一座の座員（丸い髪留めをした女性）
　　　　　三船明子（後に三船好重）　…お絹の身投げの現場である三味線堀の野次馬
　　　　　葉山良二　…お絹の身投げの現場である三味線堀の野次馬（職人風の法被を着た男性）
　　　　　坂井一郎（後に阪井幸一朗）
　　　　　　…お絹の身投げの現場である三味線堀の野次馬（長い棒を持った男性）
　　　　　鈴村益代　…鳥越治兵衛長屋の住人
　　　　　　　　　　　　　　　　　（お絹の葬儀でおしゅんの左隣／画面右で大きな数珠を回す女性）
　　　　　津田明子（後に津田朝子）？？？
　　　　　　…どじょう屋“きく屋？”の女中（前田重四郎を待つおしゅんにお茶を出す女性）
　　　　　志賀夏江？？？　…鳥越治兵衛長屋の住人（「ほんとにさあ」と言う女性）？
　　　　　白井鋭？　…じゃがたらお蝶大一座の座員（殺されたお蝶を見る男性）
　　　　　峰三平　…町人（橋の上にいる瓦版売りを眺めながら通り過ぎる男性）
　　　　　衣笠一夫（後に衣笠真寿男）　…町人（橋の上にいる瓦版売りを眺めながら着いて行く男性）
　　　　　谷川玲子　…町人（橋の上にいる瓦版売りを眺めながら通り過ぎる女性）
　　　　　露木護　…町人（橋の上にいる瓦版売りを眺めながら通り過ぎる法被を着た男性）
　　　　　宮原徳平？
　　　　　　…町人（橋の上にいる瓦版売りを眺めながら通り過ぎる道具入れを担いだ大工風の男性）
　　　　　三笠謙（後に池沢竜）　…町人
　　　　　　（橋の上にいる瓦版売りを眺めながら通り過ぎる荷物を背負った手ぬぐいをかぶった男性）
　　　　　伊豆見雄（後に伊豆見英輔）？　…牧野大和守の屋敷の侍
　　　　　？？？？　…お梅（藤兵衛の妻？。女中？）
　　　　　菊野明子（後に華村明子）？　…尼僧（琴姫の側近）

LAST UP DATE ◆ 2020年10月22日
★このコーナーは当Webを訪れてくださる多くの日活映画ファンの方の協力を得て、作成しています。
以上、当Webの資料とします。他のWebへの転載など、Web＠作者に無断で持ち出すことを一切禁止します。
使用する場合は必ずWeb＠作者の了解を得てください。誤った情報が含まれる場合もあり、その拡大を防ぐためです。