1956年『わが町』

使用している画像、その他の権利は全て、原権利者に帰属します。
映画・テレビドラマファン同志の楽しみのみを唯一の目的としたものであり、
利益を得たり、権利を侵害しようとするものではありません。

注）　他掲示板への転送など、画像の二次的な使用は厳禁いたします。

　1956年『わが町』　

　　　　★ここでは、クレジットタイトルの採録とともに、各作品を詳細に解説します。過去に出された
　　　　　文献も参考にしながら、Web＠作者が2010年5月6日以降に検証した結果をまとめています。
　　　　　もちろん抜けもあり誤認も含まれているかとは思いますので、あくまでも作品を楽しむための
　　　　　参考としてください。新たな情報をお寄せいただきたいと思います。
　　　　　※当Webの恒例の方式により、“？”の付いている情報は、確定出来ていないものだと考えて
　　　　　ください。“？”の数により曖昧さが増します（笑）。また、“〔カタカナ〕”という表記は
　　　　　漢字表記が確定出来ない名称の表現です。カッコのないカタカナ表記は、そのままで正しいと
　　　　　考えてください。

◆

　　　　　監督：川島雄三　原作：織田作之助　製作：高木雅行　脚本：八住利雄　撮影：高村倉太郎
　　　　　照明：大西美津男　録音：橋本文雄　美術：中村公彦　編集：中村正　音楽：真鍋理一郎
　　　　　助監督：松尾昭典　衣裳考証：内藤新　製作主任：加東義

◆

　　　　　辰巳柳太郎　…佐度島他吉（通称“ベンゲットのターやん”。
　　　　　　フィリピンで道路を作り帰国する。大阪の河童〔ガタロ〕小路の長屋に住む人力車の車夫）
　　　　　南田洋子　…お鶴（佐度島他吉の妻。
　　　　　　　　　　　　　　　　　夜店で七味唐辛子売りをしていた。無理がたたって23歳で死去）
　　　　　　…君枝（23歳。佐度島他吉の孫娘。
　　　　　　　　　　　　　　　　相互タクシー株式会社のサービス係。花井次郎の妻になる）〔二役〕
　　　　　大坂志郎　…曽木新太郎（樽文という屋号の桶屋“佐野商店”の職人。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　初枝の夫になる。後にフィリピンに渡り赤痢で死亡）
　　　　　殿山泰司　…桂〆団治（通称“シメやん”。長屋で佐渡島他吉の隣に住む落語家）
　　　　　高友子　…曽木初枝（佐度島他吉の娘。曽木新太郎の妻で君枝の母。
　　　　　　　　　　後に寄席“狸月亭”のお茶子になる。曽木新太郎の死亡を聞いてショック死する）
　　　　　北林谷栄　…おたか（敬吉の母）
　　　　　小沢昭一　…敬吉（長屋のそばの理髪店“朝日軒”の主人。49歳になっても独身）
　　　　　　※巻頭のナレーションも？
　　　　　河上信夫（後に河上喜史朗）　…〔オトゾウ〕（通称“ドモリの〔オト〕”。
　　　　　　　夜店の場所割りを受け持つ鶴田組の兄貴分。フィリピンで佐度島他吉に世話になった男）
　　　　　峰三平
　　　　　　…花井種吉（長屋のそばの一銭てんぷら屋の経営者。兵役から戻って来る。花井次郎の父）
　　　　　井東柳晴　…西村■（會？）仙（長屋に引っ越して来る書道教授）
　　　　　紀原耕（後に紀原土耕）　…長屋のそばの銭湯“日之丸湯”の主人
　　　　　仲島豊（後に中島一豊）　…関取（佐度島他吉の人力車の客）
　　　　　山本かほる　…少女時代の君枝の尋常小学校での先生
　　　　　鈴村益代　…おたつ（花井種吉の妻。苗字は花井でしょう）
　　　　　村田寿男　…屋台のおでん屋の親父
　　　　　阪井一郎（後に阪井幸一朗）　…理髪店“朝日軒”に配達に来る郵便屋
　　　　　水木京一　…夜店の場所決めをする鶴田組の若い者
　　　　　榎木兵衛　…夜店の場所決めをする鶴田組の若い者
　　　　　宇部信吉　…佐度島他吉を殴りつけるならず者
　　　　　小柴隆（後に小柴尋詩）　…マラソン大会のゴール地点で写真を撮る浪速写真館の主人
　　　　　加藤義朗（後に川村昌之）　…按摩（長屋の住人）
　　　　　美川洋一郎（後に美川陽一郎）　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた男性）
　　　　　上原一二（後に上原一二三）
　　　　　　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていたちゃんちゃんこを着た男性）
　　　　　潮けい子（後に佐々木景子）　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた女性）
　　　　　久場礼子　…オンリー（戦後の長屋の住人。井戸水でビールを冷やしている下着姿の女性）
　　　　　鈴村俊子　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた女性）
　　　　　長岡秀幸　…少年時代の花井次郎（夕刊を配っていた“ジロぼん”）
　　　　　大友美鶴　…少女時代の君枝
　　　　　志摩高子　…幼女時代の初枝
　　　　　山本啓二　…幼年時代の花井次郎
　　　　　鈴木昭　…幼年時代の敬吉
　　　　　蘭博儀　…理髪店“朝日軒”の小僧（おそらく戦後の頃の少年でしょう）
　　　　　三橋達也〔特別出演〕　…花井次郎（潜水夫）
　　　　　菅原通済〔同〕　…鶴田富造（花井次郎の雇い主である鶴富組の親分）
　　　　　　※夜店を仕切る鶴田組とは別。

　　　　　以降、主なクレジットなしの出演者

　　　　　高山千草　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた女性）
　　　　　光沢でんすけ（後に光でんすけ）　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた男性）
　　　　　佐川明子　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた女性）
　　　　　大美善助（後に近江大介）　…長屋の住人（花井種吉を出迎えようとしていた男性）
　　　　　菅原道夫（後に菅原義夫）
　　　　　　…上汐町町内親睦マラソン大会の参加者（張り切って足踏みしている男性）
　　　　　八代康二（後に八代康次）　…上汐町町内親睦マラソン大会のスタートを眺めるメガネの男性
　　　　　岩本多代　…大阪市立電気科学館のプラネタリウムの従業員
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（死んだ佐度島他吉を発見するおさげ髪の女性）
　　　　　高村倉太郎（撮影監督）
　　　　　　…浪速写真館のショーウインドウの写真（七五三で飴を下げて立っている男の子）

LAST UP DATE ◆ 2022年6月27日
★このコーナーは当Webを訪れてくださる多くの日活映画ファンの方の協力を得て、作成しています。
以上、当Webの資料とします。他のWebへの転載など、Web＠作者に無断で持ち出すことを一切禁止します。
使用する場合は必ずWeb＠作者の了解を得てください。誤った情報が含まれる場合もあり、その拡大を防ぐためです。