1956年『神阪四郎の犯罪』

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　1956年『神阪四郎の犯罪』　

　　　　★ここでは、クレジットタイトルの採録とともに、各作品を詳細に解説します。過去に出された
　　　　　文献も参考にしながら、Web＠作者が2009年11月1日以降に検証した結果をまとめています。
　　　　　もちろん抜けもあり誤認も含まれているかとは思いますので、あくまでも作品を楽しむための
　　　　　参考としてください。新たな情報をお寄せいただきたいと思います。
　　　　　※当Webの恒例の方式により、“？”の付いている情報は、確定出来ていないものだと考えて
　　　　　ください。“？”の数により曖昧さが増します（笑）。また、“〔カタカナ〕”という表記は
　　　　　漢字表記が確定出来ない名称の表現です。カッコのないカタカナ表記は、そのままで正しいと
　　　　　考えてください。

◆

　　　　　監督：久松静児　製作：岩井金男　原作：石川達三（新潮社版）　脚本：高岩肇
　　　　　撮影：姫田真佐久　照明：岩木保夫　録音：八木多木之助　美術：木村威夫　音楽：伊福部昭
　　　　　編集：近藤光雄　助監督：宮野高　製作主任：櫻井宏信

◆

　　　　　森繁久弥　…神阪四郎
　　　　　　　　　　　　　　（38歳。新聞記事では35歳。三景書房発行の雑誌《月刊東西文化》の編集長）
　　　　　　※三景書房の住所は東京都千代田区神田鎌倉町12番地（社の封筒による）。
　　　　　新珠三千代　…神阪雅子（神阪四郎の妻。元・雑誌記者）
　　　　　左幸子　…梅原千代（新聞記事では20歳。北海道から出てきた小説家志望の女性）
　　　　　瀧澤修（滝沢修）　…今村徹雄（三景書房の編集顧問である文芸評論家）
　　　　　金子信雄　…神阪四郎の裁判の検事
　　　　　高田敏江　…永井さち子（三景書房の社員。雑誌《月刊東西文化》の編集部員）
　　　　　轟夕起子　…戸川智子（リビヤレコード専属のシャンソン歌手）
　　　　　宍戸錠　…堀田（東洋新報社会部の新聞記者）
　　　　　杉幸彦　…堀田の同僚のカメラマン
　　　　　深見泰三　…野田（東京地方裁判所の裁判長）
　　　　　清水将夫　…北原良雄（三景書房の社長）
　　　　　　※社の封筒にある《月刊東西文化》の発行人の名前や永井さち子の辞表から。
　　　　　宮坂将嘉　…神阪四郎の弁護人
　　　　　伊達信　…刑事（入院中の神阪四郎を取り調べる男性）
　　　　　下條正巳　…山岸（戸川智子のマネージャー）
　　　　　久保春二　…神阪四郎の裁判にいる衛士？（神阪四郎の息子・明を外へ連れ出す男性）
　　　　　宮崎準　…三景書房の社員（巻頭にはストーブのそばで新聞を読んでいる男性）
　　　　　広岡三栄子　…今村徹雄の病床の妻
　　　　　若原初子　…今村家の女中
　　　　　新井麗子　…神阪雅子の友人　※出演シーンははっきりしません。
　　　　　大森暁美　…三景書房の事務員
　　　　　　　　　　　　　（堀田と同僚のカメラマンが来た時には、入れ替わりに外へ出て行く女性）
　　　　　渡規子（後に渡のり子）
　　　　　　…夏子（バー“コロンボ”の女給。最初の公判では山岸の後ろの席に座っている女性）
　　　　　竹内洋子　※出演シーンははっきりしません。ナイトクラブ（バー“コロンボ”？）の女給で
　　　　　あるという文献もあり。
　　　　　藤代鮎子（後に藤代佳子）　…ミキ
　　　　　　（バー“コロンボ”の女給。最初の公判では戸川智子の後ろの席に座っている和服の女性）
　　　　　三島謙　…リビヤ・レコードのミキサー
　　　　　二木まこと〔劇団若草〕　…神阪明（神阪四郎の幼い息子）
　　　　　瀬山孝司　…三景書房の社員（巻頭にはストーブのそばで手をかざしている眉の太い男性）
　　　　　衣笠一夫（後に衣笠真寿男）
　　　　　　…心中事件を起こして倒れた神阪四郎を発見する梅原千代の住む香蘭荘アパートの住人？
　　　　　三浜元
　　　　　　…《月刊東西文化》を印刷する印刷工場の社員（永井さち子に原稿が足りないと言う男性）
　　　　　植村進（後に長弘）　…リビヤ・レコードの進行係
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ストップウォッチを持って戸川智子のそばに立っている男性）
　　　　　八代康二（後に八代康次）　 …三景書房の社員
　　　　　　　　（巻頭にはストーブのそばにいるメガネの男性。やって来た堀田に「どうぞ」と言う）

　　　　　以降、主なクレジットなしの出演者

　　　　　吉田勇男（後に吉田朗人）　…双葉病院の受付の男性
　　　　　　…三景書房の社員
　　　　　　　　　　（巻頭では社長にうながされて外出する手に帽子を持ったメガネの男性）〔二役〕
　　　　　横田陽子（後に横田楊子）　…双葉病院の看護婦
　　　　　三笠謙（後に池沢竜）
　　　　　　…双葉病院の医師（電話をかける堀田の後ろを警官と一緒に通る長身の男性）
　　　　　　※院長の名前は鹿島英司（看板による）
　　　　　神山勝　…三景書房の社員（巻頭にはストーブのそばで新聞を読んでいる長身の男性）
　　　　　島村謙二（後に島村謙次）
　　　　　　…三景書房の社員（巻頭には社長室の出入口のそばで新聞を読んでいる男性）
　　　　　上原一二（後に上原一二三）　…三景書房の社員（経理担当の白髪の男性）
　　　　　榊田登貴子（後に南部美乃→淡月梨花）　…三景書房の事務員
　　　　　緑川宏　…刑事（入院中の神阪四郎のベッドそばで調書を取る男性）
　　　　　柳瀬志郎　…リビヤ・レコードのミキサー補佐（ベストを着た男性）
　　　　　松岡清（後に松丘清司）　…リビヤ・レコードのディレクター？（蝶ネクタイの男性）
　　　　　井東柳晴　…リビヤ・レコードのレコーディングオーケストラの指揮者
　　　　　河上信夫（後に河上喜史朗）
　　　　　　…公判で裁判長の右（画面左）の席に座っている東京地裁の裁判官
　　　　　仲島豊（後に中島一豊）
　　　　　　…公判で裁判長の左（画面右）の席に座っている東京地裁の裁判官
　　　　　英原穣二　…東京地裁の書記官（画面左側の男性）
　　　　　木島一郎　…裁判の傍聴人（最初の公判では、神阪四郎の後ろの席に座っている男性）
　　　　　　…ラスト、東京地裁から神阪四郎とともに護送車に乗る容疑者
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（列の先頭にいる男性）〔二役〕
　　　　　伊豆見雄（後に伊豆見英輔）？　…裁判の傍聴人
　　　　　坂井一郎（後に阪井幸一朗）　…香蘭荘アパートの管理人（裁判の傍聴人でもある）
　　　　　小林亘　…裁判の傍聴人（最初の公判では、窓際の席に座っているカメラマン）
　　　　　柴田新（後に柴田新三）
　　　　　　…裁判の傍聴人（最初の公判では、今村徹雄の前の席に座っている男性）
　　　　　久遠利三　…裁判の傍聴人（最初の公判では、神阪明の後ろの席に座っているカメラマン）
　　　　　紀原耕（後に紀原土耕）
　　　　　　…裁判の傍聴人（最初の公判では、堀田の左隣／画面右の席に座っている男性）
　　　　　高野誠二郎　…神阪四郎と今村徹雄が飲むふぐ屋のカウンターの客
　　　　　柳寿子？　…バー“コロンボ”の女給（神阪四郎の後ろあたりに座っていた女性）
　　　　　原恵子　…裁判の傍聴人
　　　　　村田寿男　…裁判の傍聴人（丸いメガネの男性）
　　　　　速水脩二　…裁判の傍聴人
　　　　　上田正世？　…裁判の傍聴人
　　　　　須田喜久代
　　　　　　…裁判の傍聴人（最後の公判で傍聴席の後ろの壁際に立っている黒っぽい衣裳の女性）
　　　　　露木護　…裁判の傍聴人
　　　　　　　　　　　　（最後の公判で傍聴席の後ろの壁の時計の下あたりに立っている長身の男性）
　　　　　宮原徳平　…裁判の傍聴人
　　　　　二木草之助　…裁判の傍聴人（最後の公判で永井さち子の画面左隣に座っている男性）

LAST UP DATE ◆ 2022年5月30日
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