NTV『おれは男だ！』図鑑 FILE.01

　NTV『おれは男だ』図鑑 FILE.01　

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　　　　第1話“ウーマン・パワーをやっつけろ！”

　　　　　プロデューサー／白石吉之助（松竹）、岡田晋吉（日本テレビ）、銀谷精一（日本テレビ）
　　　　　原作／津雲むつみ（週刊セブンティーン連載・集英社版）
　　　　　脚本／山根優一郎　撮影／小原治夫　音楽／鈴木邦彦　美術／浦山芳郎
　　　　　録音／鈴木功　照明／麓川仁志　編集／池田禅　助監督／増田彬
　　　　　装置／荒井新一　装飾／奥村松太郎　美粧／前野光江　記録／長谷川幸子
　　　　　進行／斉藤稔　衣裳／東京衣裳　調音／松竹録音スタジオ
　　　　　現像／東洋現像所　制作担当／佐相惣一郎　制作主任／徳重里司
　　　　　主題歌「おれは男だ！」RCAビクターレコード
　　　　　作詞／阿久悠　作曲／鈴木邦彦　唄／森田健作

　　　　　出演／（※出演者の部分は画面ごとに改行しています）
　　　　　森田健作
　　　　　早瀬久美　小川ひろみ
　　　　　松村達雄　津島恵子
　　　　　牟田悌三　河原崎長一郎
　　　　　玉川良一　石井富子（後に石井トミコ）　秋山ゆり（後に秋山ユリ）
　　　　　高木均　森本レオ　串田アキラ
　　　　　田坂都　三城康裕　松本うたか
　　　　　大杉侃二郎（後に大杉侃二朗）　高杉和彦　北竜介（後に喜田晋平）　川口恵子　水上令子
　　　　　鍋谷孝喜（後に古代一平）　佐藤明彦　沢田勝美　加藤善巳　沖正夫（後に森川正太）
　　　　　中島純一（後に山本純一）　脇平政一　平野康　大谷照代　降旗文子
　　　　　高尾明美（後に高尾美有紀）　小浅初江　今崎晶子　増田佳子　野村けい子
　　　　　ゲスト出演／フォーリーブス（青山孝〔後に青山孝史〕　江木俊夫　おりも政夫　北公次）
　　　　　笠智衆

　　　　　監督／広瀬襄
　　　　　製作／松竹株式会社

　　　　　※レギュラー出演者の一人である鍋谷孝喜さんは、後の73年東宝『飛び出せ！青春』などで
　　　　　　は、“鍋たかし”表記となっていますが、その後は“古代一平”と改名されています。

◆
　　　　　森田健作…小林弘二（東京の男子校から青葉高校2年B組に転校して来る。
　　　　　　　　　　　　　　　剣道同好会を立ち上げ、キャプテンとなる。1953年10月3日生まれ）
　　　　　※後に3年D組の生徒になる。剣道同好会も剣道部に昇格する。
　　　　　早瀬久美…吉川操（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部のキャプテン。
　　　　　　　　　　　小学校まではアメリカにいて両親は死亡している。1953年10月10日生まれ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　小林家の隣にある“湘南アパート”に姉と二人で暮らしている）
　　　　　小川ひろみ…丹下竜子（相沢高校の剣道部主将。実家は剣道の丹下道場）
　　　　　松村達雄…小林清彦（弘二の父。三友〔サンユウ〕電機湘南工場の人事担当で工場長代理）
　　　　　津島恵子…小林敏子（弘二の母。専業主婦）
　　　　　牟田悌三…横田（青葉高校2年B組の担任教師。後に3年D組の担任に。通称“メガネザル”）
　　　　　河原崎長一郎…小林一郎（弘二の兄。青葉高校の生物教師。通称“マンボウ”）
　　　　　玉川良一…田村勇作（勇の父で銭湯“福の湯”を営む）
　　　　　石井富子（後に石井トミコ）…田村久代（勇の母）
　　　　　秋山ゆり（後に秋山ユリ）…吉川美穂（操の姉。24歳。後に一郎と結婚して小林姓に。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　モードサロン“レオ”の服飾デザイナー）
　　　　　高木均…秋本武造（京子の父でスナック“セブン”を営む）
　　　　　森本レオ…東玲夫（モードサロン“レオ”のマスター）
　　　　　串田アキラ…アキラ（スナック“セブン”の従業員）
　　　　　田坂都…秋本京子（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員。スナック“セブン”の娘）
　　　　　三城康裕…田村勇（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員。銭湯“福の湯”の息子）
　　　　　松本うたか…小林かおる（弘二の妹で中学生）
　　　　　大杉侃二郎（後に大杉侃二朗）…
　　　　　高杉和彦…湘南市立東高等学校の教師？
　　　　　北竜介（後に喜田晋平）…青葉高校の教師・〔マルヤマ〕
　　　　　川口恵子…野崎愛子（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　水上令子…青葉高校の教師？
　　　　　鍋谷孝喜（後に古代一平）…中山三郎（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員）
　　　　　佐藤明彦…近藤春夫（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員）
　　　　　沢田勝美…大木信一（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員）
　　　　　加藤善巳…南明夫（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員）
　　　　　沖正夫（後に森川正太）…西村宏（青葉高校1年C組の生徒。剣道同好会の部員。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後に2年B組の生徒に）
　　　　　中島純一（後に山本純一）…本多信吉（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員）
　　　　　脇平政一…石原孝一（青葉高校1年B組〔初回の自己紹介ではA組〕の生徒。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　剣道同好会の部員。後に2年B組の生徒に）
　　　　　平野康…浅沼太郎（青葉高校2年B組の生徒。剣道同好会の部員）
　　　　　大谷照代…佐々木英子（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　降旗文子…岡村千恵（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　高尾明美（後に高尾美有紀）…島村雅江（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　小浅初江…和田順子（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　今崎晶子…白川綾子（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　増田佳子…大川あけみ（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　野村けい子…園田典子（青葉高校2年B組の生徒で、バトン部の部員）
　　　　　　※以上、2年B組の剣道部員とバトン部員は、後に全員、3年D組の生徒に（なぜ？…笑）
　　　　　フォーリーブス（青山孝〔後に青山孝史〕、江木俊夫、おりも政夫、北公次）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　…本人たち（相沢高等学校の生徒らしい）
　　　　　笠智衆…小林源之助（弘二の祖父。熊本で剣道の道場を営んでいる）
　　　　　津雲むつみ〔クレジットなし〕…青葉高校でマンガを描いている女子生徒
　　　　　原靖夫（後に篠原靖治）〔クレジットなし〕…高田？（相沢高校剣道部副将）
　　　　　源勇介〔クレジットなし〕？…泉？（相沢高校剣道部中堅）

▲青葉高校剣道部キャプテン・小林弘二（森田健作）。「ぃ吉川くーん！」（笑）。
言わずと知れた“青春の巨匠”です。　※画像は第1話から。

▲青葉高校バトン部キャプテン・吉川操（早瀬久美）。早瀬さん、文句のない美しさ！。
早瀬久美さんは、松竹映画でも活躍されていました。　※画像は第2話から。

▲相沢高校剣道部主将・丹下竜子（小川ひろみ）。やはり小川ひろみさんも松竹映画で活躍されていました。
Web＠作者は、かなり贔屓していますので、彼女の画像だけ多く展示します（笑）。　※画像は第1話から。

▲剣道部員・田村勇（三城康裕）と中山三郎（鍋谷孝喜〔後に古代一平〕）。
三城康裕さんは、66年放映のTBS『ウルトラQ』第10話“地底超特急西へ”にも出演。
喫茶店の従業員・ヘチマ役を演じる三城康裕さんは、当時は青柳直人名義でした。
72年松竹『喜劇怪談旅行』では森田健作さん扮する駅員の同僚役で共演。
鍋谷孝喜（後に古代一平）さんは、森田健作さん主演の72年CX『青春をつっ走れ』にもレギュラー出演されています。
※画像は第7話と第3話から。

▲剣道部員・大木信一（沢田勝美）と浅沼太郎（平野康）。
沢田勝美さんも72年CX『青春をつっ走れ』などに出演されます。
平野康さんは、70年大映『新・高校生ブルース』でも生徒役でしたよ。　※画像は第11話と第1話から。

▲剣道部員・本多信吉（中島純一〔後に山本純一〕）と近藤春夫（佐藤明彦）。
お二人とも70年東宝『学園祭の夜甘い経験』に学生役で出演（クレジットなし）されていて、
中島純一さんは後には、72年CX『青春をつっ走れ』やCX『あしたに駈けろ！』に出演されます。
※画像は二点とも第1話から。

▲剣道部員・南明夫（加藤善巳）。第15話と第17話以降、メガネをかけることになります。
加藤善巳さんは、74年東宝『青葉繁れる』にもクレジットなしで出演されています。
高校の学園祭の参加者で看板を盗んだ主人公たちを誉めるメガネの男性役です。　※画像は第1話と第25話から。

▲後輩の剣道部員・西村宏（沖正夫〔後に森川正太〕）と石原孝一（脇平政一）。
沖正夫こと森川正太さんは、NTVの青春ドラマの常連でしたよね。
脇平政一さんも72年CX『青春をつっ走れ』にゲスト出演されます。　※画像は第22話と第1話から。

▲バトン部員・秋本京子（田坂都）。回を重ねるごとに髪が長くなっていきます。可愛い！。
88年CX『とんねるずのみなさんのおかげです』での青春ドラマのパロディコントにも出演されていましたね。
※画像は第3話と第13話（後ろは大谷照代さん）、第31話から。

▲バトン部員・野崎愛子（川口恵子）。実は部員の中で最も美人なのでは？（笑）。
芸歴もあり、クレジットの位置もそうですが、他の部員とはちょっと別扱いされています。
映画は68年東京映画／東宝『にっぽん親不孝時代』や69年松竹『恋の乙女川』、
同『コント55号と水前寺清子のワン・ツー・パンチ三百六十五歩のマーチ』などに出演。
テレビドラマは、67年TBS『ウルトラセブン』第38話“勇気ある戦い”や
68年NET（現・EX）『河童の三平妖怪大作戦』第4話“黒髪魔女”、
74年東京12ch（現・TX）『闘え！ドラゴン』第11話などに出演。　※画像は第5話と第6話、第13話から。

▲バトン部員・佐々木英子（大谷照代）。秋本京子（田坂都）とは逆に、後に髪が短くなります。
この後、森田健作さん主演のCX『青春をつっ走れ』にもレギュラー出演されます。
※画像は第7話（後ろは早瀬久美さん／画面左と田坂都さん）と第27話（画面右は田坂都さん）、第38話から。

▲稲村ケ崎東側あたりの高台に自宅があるバトン部員・岡村千恵（降旗文子）。
ほとんどの生徒役の俳優さんが実際には20歳以上だった中、最年少で等身大の女子高生を演じておられました。
引き続いて72年NTV『飛び出せ！青春』にも出演、サッカー部のマネージャー・畑野ふみ子役で活躍されます。
NTV『われら青春！』の第14話にも同役で出演されています。降旗さんのファンも多いですよね。
アイドルだった天地真理さん主演の映画、73年松竹『愛ってなんだろ』にも出演。
ヒロインの会社での同僚でフォークバンド仲間の京子に扮しておられます。
キネマ旬報の作品解説では役名はのぶ子ですが、実際には京子。
※画像は二点が第13話、そして第26話から。

▲バトン部員・島村雅江（高尾明美〔後に高尾美有紀〕）。高尾明美（後に高尾美有紀）さんは、CX『青春をつっ走れ』にもゲスト出演されます。
また1978年にはCXの午後の帯ドラマ『母ちゃんの勲章』に高尾美有紀名義で主演されています。
※画像は第1話と第8話から。

▲バトン部員・和田順子（小浅初江）。小浅初江さんも、CX『青春をつっ走れ』にゲスト出演されます。
75年松竹『スプーン一杯の幸せ』でも女子高生役で出演されています。
※画像は第2話（後ろは川口恵子さん）と第24話から。

▲バトン部員・白川綾子（今崎晶子）。今崎晶子さんは、73年松竹『としごろ』での町の不良役や
同『ときめき』での女子高の水泳部員役の出演があります。　※画像は第20話と第39話から。

▲バトン部員・大川あけみ（増田佳子）。増田佳子さんも後にCX『青春をつっ走れ』にレギュラー出演されます。
70年東宝『バツグン女子高校生 16才は感じちゃう』や同『～そっとしといて16才』などにも出演。
※画像は第5話と第13話（画面左は野村けい子さん）から。

▲バトン部員・園田典子（野村けい子）。
野村けい子さんはテレビドラマの他、70年ダイニチ映配『おさな妻』や
74年JMP／東映洋画部『氷雪の門』、75年松竹『ザ・ドリフターズのカモだ！！御用だ！！』、
同『正義だ！味方だ！全員集合』、76年松竹『俺たちの時』などの映画にも出演されています。
※画像は第8話と第13話（画面右は今崎晶子さん）から。

▲弘二の父・小林清彦（松村達雄）と母・小林敏子（津島恵子）。
このお二人の演技が、未熟な主人公を暖かく包んでいました。　※画像は第2話と第8話から。

▲弘二の妹・小林かおる（松本うたか）。夏の装いも可愛いですね。
彼女はこの作品の他には、72年NET（現・EX）『変身忍者嵐』のゲスト出演や
73年松竹『としごろ』のバレーボール部員役くらいでしか見ませんね。　※画像は第1話と第21話から。

▲弘二の兄・小林一郎（河原崎長一郎）と弘二の祖父・小林源之助（笠智衆）。
笠智衆さんは、もう出演してくださるだけで有難い。　※画像は第3話と第2話から。

▲操の姉・吉川美穂（秋山ゆり〔後に秋山ユリ〕）。後に（第17話）一郎の妻になり、小林姓に。
とても綺麗な女優さんです。険しいお顔もお美しい（芦川いづみさん風？）。
※画像は第10話と第16話から。

▲田村勇の父・田村勇作（玉川良一）と田村久代（石井富子〔後に石井トミコ〕）。
今でもWeb＠作者は、石井トミコさんは銭湯の女将さんに見えるのです（笑）。　※画像は二点とも第13話から。

▲弘二たちの担任教師・横田（牟田梯三）とモードサロン“レオ”のマスター・東玲夫（森本レオ）。
そしてクレジットなしで原作者・津雲むつみさんが出演されています。　※画像は第1話と第10話、第1話から。

　　　　　展開　◆　東京の男子校から神奈川県にある青葉高等学校へ転校してくる小林弘二。彼が同級
　　　　　生や後輩を集め、剣道同好会を立ち上げ、ウーマンパワーの先鋒である吉川操率いるバトン部
　　　　　と対立することに。また、同好会では学校から部費も出ないため、弘二は近隣の高校に剣道の
　　　　　竹刀や防具を提供してもらいに行く。そこで出会ったのが、相沢高等学校の剣道部主将・丹下
　　　　　竜子であった。彼女は自分と試合をして勝ったら、道具を提供すると言う…。

　　　　　★第1話の「どこ見てンのよ！」情報…
　　　　　・青葉高校は元は女子校だったため、この時，男子トイレは二カ所しかありません。
　　　　　・この時点で2年生の生徒数は194人。71年三学期の中間試験の成績は、吉川操が第1位で生
　　　　　徒会長の小野夏子が第3位、バトン部員の佐々木英子が第4位である。第2位の中村春子なる
　　　　　人物は登場しません。ちなみに男子生徒のトップは、第18位のやはり登場しない杉村泰司と
　　　　　いう生徒。田村勇は192位（笑）です。
　　　　　・弘二がランニングをして、田村勇の実家である銭湯“福の湯”へ向かう途中、“スエーデン
　　　　　エリア”という文字の書かれた店舗のシャッターが登場します。どうやら、わりと有名な“大
　　　　　人のおもちゃ”（”ちゃ”の字も見える…笑）のお店だったようですよ。
　　　　　・弘二と田村が剣道用具を提供してもらうため出かけたのは、相沢高等学校の他には“湘南市
　　　　　立東高等学校”と“湘南市立南高等学校”。すると、この架空の学校・青葉高校のある町は、
　　　　　“湘南市”という設定だったのでしょうか？（笑）。後には、郵便物の宛名として“鎌倉市”
　　　　　などと書かれてあったりします。また湘南市立南高等学校の剣道部の部員の一人は、クレジッ
　　　　　トはないようですが、第12話で相沢高校ラグビー部の部員に扮していた男優さんと同じ方の
　　　　　ようです。
　　　　　・ここでは、バトン部員の“佐々木英子”は〔ヒデコ〕と呼ばれたりします。正しくは〔エイ
　　　　　コ〕なのでしょうが、まだ始まったばかりで、そのあたりは、はっきりしていなかったのかも
　　　　　しれませんね（笑）。
　　　　　・大杉侃二郎（後に大杉侃二朗）さんの出演シーンが不明ですが、この方は第20話でスポー
　　　　　ツ用品店の主人という役で登場されます。もしかしたら、第1話にも同様の役で登場、主人公
　　　　　たちが剣道用具の提供を申し出るシーンがあったのかもしれません。それが放映分ではカット
　　　　　になっているのかもしれませんね。
　　　　　※ちなみにWeb＠作者は、大杉侃二郎（後に大杉侃二朗）さんのお顔がはっきりとは判って
　　　　　いませんでしたので、娯楽映画研究家の佐藤利明さんに確認していただきました。
　　　　　・弘二と一緒にモードサロン“レオ”へ出かけた田村勇がその帰りに見とれてしまう美人。

　　　　　…もちろんクレジットはありません。中島美嘉さんじゃありませんよ（笑）。
　　　　　※画像は第1話から。
　　　　　・青葉高校バトン部のユニフォームには、真っ赤なものや黄色のものがあります。
　　　　　※画像は第1話（島村雅江さんと早瀬久美さん）と第43話／最終回（早瀬久美さんと田坂都さん）から。

　　　　　…第36話でのバトン部の部室には青色のものも掛けてあります。第20話で、野崎愛子が秋本
　　　　　京子（右）と佐々木英子（左）にマッサージをしてもらっている（痛そうですが…笑）シーン
　　　　　でも、部屋の隅のロッカーの上に青色のユニフォームの帽子が積んであります。ただし、青色
　　　　　のユニフォームを着たシーンはなかったはずです。　※画像は第20話から。

　　　　第2話“突撃一番竹刀をとれ！”

　　　　　プロデューサー／白石吉之助（松竹）、岡田晋吉（日本テレビ）、銀谷精一（日本テレビ）
　　　　　原作／津雲むつみ（週刊セブンティーン連載・集英社版）
　　　　　脚本／山根優一郎　撮影／小原治夫　音楽／鈴木邦彦　美術／浦山芳郎
　　　　　録音／鈴木功　照明／麓川仁志　編集／池田禅　助監督／増田彬
　　　　　装置／荒井新一　装飾／奥村松太郎　美粧／前野光江　記録／長谷川幸子
　　　　　進行／斉藤稔　衣裳／東京衣裳　調音／松竹録音スタジオ
　　　　　現像／東洋現像所　制作主任／徳重里司
　　　　　主題歌「おれは男だ！」RCAビクターレコード
　　　　　作詞／阿久悠　作曲／鈴木邦彦　唄／森田健作
　　　　　制作担当／佐相惣一郎

　　　　　出演／
　　　　　森田健作
　　　　　早瀬久美　小川ひろみ
　　　　　松村達雄　津島恵子
　　　　　牟田悌三　河原崎長一郎
　　　　　玉川良一　石井富子（後に石井トミコ）
　　　　　秋山ゆり（後に秋山ユリ）　森本レオ
　　　　　田坂都　三城康裕　松本うたか
　　　　　小野千春　川口恵子　高木信夫
　　　　　鍋谷孝喜（後に古代一平）　佐藤明彦　沢田勝美　加藤善巳　沖正夫（後に森川正太）
　　　　　中島純一（後に山本純一）　脇平政一　平野康　大谷照代　降旗文子
　　　　　高尾明美（後に高尾美有紀）　小浅初江　今崎晶子　増田佳子　野村けい子
　　　　　ゲスト出演／フォーリーブス（青山孝　江木俊夫　おりも政夫　北公次）
　　　　　笠智衆

　　　　　監督／広瀬襄
　　　　　製作／松竹株式会社

◆
　　　　　小野千春…小野夏子（青葉高校の生徒会長。実は弟や妹が11人ほどいます）
　　　　　高木信夫…青葉高校の中年男性教師
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（青葉高校剣道同好会と相沢高校剣道部の対抗試合での審判）
　　　　　原靖夫（後に篠原靖治）〔クレジットなし〕…高田？（相沢高校剣道部副将）
　　　　　源勇介〔クレジットなし〕？…泉？（相沢高校剣道部中堅）

▲青葉高校の生徒会長・小野夏子（小野千春）。準レギュラーの女優さんの中ではピカ一の美人。
69年TBS『あいつの季節』や70年CX『貴女もやせられます』などへの出演があります。
後には、73年CX『恐怖劇場アンバランス』第4話“仮面の墓場”などに出演。
女優の小野ひづる（ひずる）さんのお姉さんです。　※画像は第6話と第23話から。

▲映画は75年（製作は73年）松竹『喜劇女子学生華麗なる挑戦』に女子大生の役で小川ひろみさんと共演。
メガネのサイズが大きくなり、より可愛くなりました。　※画像は『喜劇女子学生華麗なる挑戦』から。

　　　　　展開　◆　弘二たちは部費を捻出するため、相沢高校の生徒であるフォーリーブスに依頼して
　　　　　彼らのショーで一儲けしようとする（笑）。しかし、剣道同好会は、小野夏子率いる生徒会か
　　　　　ら解散を通告される。同好会存続の条件は、青葉高校の創立65周年記念として相沢高校剣道
　　　　　部とで行なわれる親善試合に勝つこと。そこで弘二は祖父・源之助の助言を得て、リーチの長
　　　　　さを活かした“突き”で丹下竜子に勝つのであった。

　　　　　★第2話の「どこ見てンのよ！」情報…
　　　　　・この回をよく見ると、バトン部には操と2年B組の同級生だけではない、別の部員も何人か
　　　　　一緒に練習をしています。ただしユニフォームの色が若干違ったりします。もちろん、彼女た
　　　　　ちのその後の扱いは曖昧ですが（笑）。
　　　　　・当時の剣道の道具は一組約2万円のようです。そのためにスナック“セブン”で開催するフ
　　　　　ォーリーブスのショーのチケット代は500円。　※画像は第2話から。

　　　　　…その利益は、“一晩で”113,500円だったとか。フォーリーブスには若干の出演料を支払
　　　　　ったということですが、スナック“セブン”（…ショバ代は？）にはせいぜい30人くらいし
　　　　　か入れそうにはありません。何回公演を行なったのでしょう？。あるいは説明は省略されてい
　　　　　ますが、別の場所での公演もあった？…皆さん、疑問を持たれているようです（笑）。
　　　　　・弘二の妹であるかおるは中学生。誕生日は2月末頃。スリーサイズはB??W62H70です。
　　　　　・相沢高校との親善試合の対戦は、先峰は近藤（青葉）-谷口（相沢）で近藤が勝ち、次峰は
　　　　　大木（青葉）-桜林（相沢）で大木が負け、中堅は中山（青葉）-泉（相沢）で中山が負け、副
　　　　　将は田村（青葉）-高田（相沢）で田村が勝ち、最後に大将として弘二と丹下竜子が戦い、弘
　　　　　二が勝ち、青葉高校が優勝することになります。

▲対抗試合の丹下竜子。カッコいい！。　※画像は二点とも第2話から。

　　　　第3話“チームワークでぶっつかれ！”

　　　　　プロデューサー／白石吉之助（松竹）、岡田晋吉（日本テレビ）、銀谷精一（日本テレビ）
　　　　　原作／津雲むつみ（週刊セブンティーン連載・集英社版）
　　　　　脚本／菅野昭彦　撮影／小原治夫　音楽／鈴木邦彦　美術／浦山芳郎
　　　　　録音／鈴木功　照明／麓川仁志　編集／池田禅　助監督／増田彬
　　　　　装置／荒井新一　装飾／奥村松太郎　美粧／前野光江　記録／長谷川幸子
　　　　　進行／斉藤稔　衣裳／東京衣裳　調音／松竹録音スタジオ
　　　　　現像／東洋現像所　制作主任／徳重里司
　　　　　主題歌「おれは男だ！」RCAビクターレコード
　　　　　作詞／阿久悠　作曲／鈴木邦彦　唄／森田健作
　　　　　制作担当／佐相惣一郎
　　　　　出演／
　　　　　森田健作
　　　　　早瀬久美　小川ひろみ
　　　　　津島恵子　河原崎長一郎
　　　　　牟田悌三　米倉斉加年
　　　　　秋山ゆり（後に秋山ユリ）　高木均　石井富子（後に石井トミコ）
　　　　　田坂都　三城康裕　松本うたか
　　　　　水上令子　川口恵子　池田二三夫
　　　　　鍋谷孝喜（後に古代一平）　佐藤明彦　沢田勝美　加藤善巳　沖正夫（後に森川正太）
　　　　　中島純一（後に山本純一）　脇平政一　平野康　大谷照代　降旗文子
　　　　　高尾明美（後に高尾美有紀）　小浅初江　今崎晶子　増田佳子　野村けい子
　　　　　笠智衆

　　　　　監督／中新井和夫
　　　　　製作／松竹株式会社

◆
　　　　　米倉斉加年…勝又新太郎（青葉高校の校医で開業医）
　　　　　水上令子…医務室から教室に騒ぎながら戻る弘二たちを注意する青葉高校の教師
　　　　　池田二三夫…明夫（スナック“セブン”の従業員）
　　　　　串田アキラ〔クレジットなし〕…アキラ（同役。スナック“セブン”の従業員）

▲女生徒からはHでスケベだと称される校医・勝又新太郎（米倉斉加年）と
スナック“セブン”の従業員・明夫（池田二三夫）。　※画像は第3話と第4話から。

　　　　　展開　◆　剣道同好会が銭湯“福の湯”で覗きを行なったという疑いがかけられる。その疑い
　　　　　を校医の勝又の協力も得て晴らしたのも束の間、弘二の兄である一郎のミスから学期末試験の
　　　　　問題が漏洩してしまい、しかしそれを事前に知った剣道同好会のメンバーは、全員、白紙答案
　　　　　を出すことになる。その結果、剣道同好会の結束はより固くなるのだった。

　　　　　★第3話の「どこ見てンのよ！」情報…
　　　　　・バトン部の岡村千恵のバストサイズは85、佐々木英子は84である（笑）。
　　　　　・3学期の期末試験の時間割は、2月16日（木）は1時間目の生物のみ、17日（金）は1時間
　　　　　目が現国で、2時間目が数II、18日（土）は1時間目が世界史B、2時間目が英語R、20日（月
　　　　　）は1時間目が英語G、2時間目が化学、3時間目が倫社、21日（火）は1時間目が日本史（お
　　　　　そらく）、2時間目が物理B、22日（水）は1時間目が古典IとII。
　　　　　・遅刻しそうになった弘二は、通りがかった丹下竜子の自転車を借りて二人乗りで青葉高校に
　　　　　現われます。

　　　　　…もちろん面白くないのは、吉川操率いるバトン部員たちです（笑）。　※画像は第3話から。

LAST UP DATE ◆ 2021年9月20日