1964年『執炎』

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　1964年『執炎』　

　　　　★ここでは、クレジットタイトルの採録とともに、各作品を詳細に解説します。過去に出された
　　　　　文献も参考にしながら、Web＠作者が2009年9月14日以降に検証した結果をまとめています。
　　　　　もちろん抜けもあり誤認も含まれているかとは思いますので、あくまでも作品を楽しむための
　　　　　参考としてください。新たな情報をお寄せいただきたいと思います。
　　　　　※当Webの恒例の方式により、“？”の付いている情報は、確定出来ていないものだと考えて
　　　　　ください。“？”の数により曖昧さが増します（笑）。また、“〔カタカナ〕”という表記は
　　　　　漢字表記が確定出来ない名称の表現です。カッコのないカタカナ表記は、そのままで正しいと
　　　　　考えてください。

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　　　　　昭和三十九年度芸術祭参加作品
　　　　　監督：蔵原惟繕　企画：大塚和　原作：加茂菖子　脚本：山田信夫　撮影：間宮義雄
　　　　　照明：吉田一夫　録音：福島信雅　美術：松山崇　編集：鈴木晄　音楽：黛敏郎
　　　　　助監督：神代辰巳　製作担当者：杉山暢孝
　　　　　協力：福知山鉄道管理局、富山県上平村、富山県平村、石川県輪島市、福井県越前町、
　　　　　　兵庫県香住町

◆

　　　　　浅丘ルリ子　…久坂〔クサカ〕きよの（平家の落武者の末裔が住む山奥の集落に住む女性。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　後に吉井拓治の妻になる。結婚した後の苗字は吉井）
　　　　　　※久坂きよのの集落の人たちは“山の衆”と呼ばれています。久坂家の家紋は揚羽蝶。
　　　　　芦川いづみ　…野原泰子
　　　　　　（吉井拓治のいとこ。東京の医専／旧制医学専門学校の学生。後に女医になる。東京在住）
　　　　　伊丹一三（後に伊丹十三）　…吉井拓治（網元“丸吉〔マルヨシ〕漁場”の長男。
　　　　　　　　　　　　　　　水産学校を卒業している。三年間の兵役を終えた後、再び召集される）
　　　　　平田大三郎　…吉井秀治〔シュウジ〕（吉井拓治の弟）
　　　　　山田禅二　…老いた漁師Ａ（リーダー格の男性。
　　　　　　　　　　　巻頭、「やぁ、山の衆、本日はどうもご苦労さんで～」と言う法被を着た男性）
　　　　　松尾嘉代　…久坂あやの（久坂きよのの妹）
　　　　　河上信夫（後に河上喜史朗）　…野原泰子の父親
　　　　　入江杏子　…吉井拓治たちの母親
　　　　　加原武門　…久坂きよのの集落の男性
　　　　　　（巻頭、法要に出席するために来る時には、行列の先頭の二人の画面右の男性。
　　　　　　　　　　　　　　　　　結婚式の日に久坂きよのの屋敷の表で会話する四人組の中の一人）
　　　　　鈴木三右衛門　…山林の持ち主（吉井拓治が船を造るための木材を買い付ける相手）
　　　　　上野山功一　…野原則義（野原泰子の夫。海軍中尉である職業軍人）
　　　　　若原初子　…久坂きよのの集落の女性
　　　　　　　　　　　　　　（結婚式の日に久坂きよのの屋敷の表で会話する四人組の中の中年女性）
　　　　　紀原土耕　…老いた漁師Ｄ
　　　　　　（巻頭の法要で「きよのちゃんが呼びんさったんやで」と言う女性の左隣の席にいる男性。
　　　　　　　　吉井拓治の山の家では、「いつまた赤紙が来るか判らんて言ってるんじゃわ」と言う）
　　　　　村田寿男　…老いた漁師Ｂ
　　　　　　（巻頭の法要では老いた漁師Ａの左隣／画面右の席に座っている男性。
　　　　　　　　　　　　吉井拓治の山の家では、「今、村に残っとるのはたったの四艘じゃ」と言う）
　　　　　山之辺潤一　…荷馬車の主人（吉井拓治が買った材木を馬車で運んで来た男性）
　　　　　久松洪介　…久坂きよのの集落の男性
　　　　　　（巻頭、法要に出席するために来る時には、行列の先頭の二人の画面左の男性。
　　　　　　　　　　　　　　　　　結婚式の日に久坂きよのの屋敷の表で会話する四人組の中の一人）
　　　　　重盛輝江（後に重盛てる江）
　　　　　　…吉井拓治が入院する佐世保？の病院の看護婦（久坂きよのを案内する女性）
　　　　　三船好重　…漁師の妻
　　　　　　　　　（巻頭の法要で野原泰子を見て「きよのちゃんが呼びんさったんやで」と言う女性）
　　　　　鈴村益代
　　　　　　…漁師の妻（巻頭の法要で野原泰子を見て「東京から来んさったんやと」と言う女性）
　　　　　佐川明子
　　　　　　…漁師の妻（巻頭の法要で他の漁師の妻たちの話を聞いて「ほんまやな」と言う女性）
　　　　　千代田弘　…老いた漁師Ｃ
　　　　　　（巻頭の法要では老いた漁師Ａの左隣／画面右へ二番目の席に座っている男性。
　　　　　　　　　　　　　吉井拓治の山の家では、「だからそれもあんたに頼みたいんじゃ」と言う）
　　　　　澄川透　…馬車曳き（老いた漁師たちの仲間。
　　　　　　　　　　　　　　吉井拓治の山の家では、「戦争はまだ終わっとらんのやで」と言う男性）
　　　　　糸賀靖雄　…“丸吉漁場”の若い衆
　　　　　高山千草
　　　　　　…漁師の妻（巻頭の法要で野原泰子を見て「やっぱりきよのちゃんや～」と言う女性）
　　　　　横田楊子　…久坂きよのの集落の女性（久坂きよのの婚姻の衣裳の支度を手伝う女性）
　　　　　橘田良江　…久坂きよのの集落の女性
　　　　　　　　　　　　　　（結婚式の日に久坂きよのの屋敷の表で会話する四人組の中の若い女性）
　　　　　川口道江　…漁師の妻（久坂きよのの後ろで地引き網の綱を引く女性）
　　　　　杉浦公司　…“丸吉漁場”の若い衆
　　　　　熱海弘到　…“丸吉漁場”の若い衆
　　　　　吉田勇男（後に吉田朗人）　…
　　　　　河野康彦　…
　　　　　根岸一正　…“丸吉漁場”の若い衆？
　　　　　益子年栄　…
　　　　　森坂秀樹　…
　　　　　小菅直文　…
　　　　　西山博樹　…
　　　　　杉山浩二　…
　　　　　佐久間三男　…
　　　　　深田侑　…
　　　　　桐生かほる　…10歳の頃の久坂きよの（吉井拓治が12歳の時に初めて出会った）
　　　　　岡田可愛　…
　　　　　三條あさ子　…
　　　　　村山浩昭　…
　　　　　藤野雅之〔方言指導〕
　　　　　鈴木瑞穂〔ナレーター〕
　　　　　葵妖子〔按舞〕
　　　　　細川ちか子　…久坂きよのの母親
　　　　　信欽三（後に信欣三）　…久坂きよのの父親
　　　　　宇野重吉　…小島（召集令状や戦死の通知を配る役場の戸籍係）

　　　　　以降、主なクレジットなしの出演者

　　　　　土田義雄　…披露宴の参加者
　　　　　　　（久坂きよのの関係者の男性。久坂きよのの父親の左隣／画面手前へ六番目の席の男性）
　　　　　上原一二（後に上原一二三）
　　　　　　…披露宴の参加者（吉井秀治の右隣／画面左の席に座っている白髪の男性）
　　　　　絹川京子
　　　　　　…吉井拓治の出征祝いの宴席を手伝う婦人（台所できよのの向こう側／画面奥にいる女性）
　　　　　深町真喜子（後に深町真樹子）
　　　　　　…吉井拓治の出征祝いの宴席を手伝う婦人（台所で画面左端にいる女性）
　　　　　渡辺節子　…吉井拓治が入院する佐世保？の病院の看護婦
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（久坂きよの一緒に吉井拓治を支えて歩く女性）

LAST UP DATE ◆ 2021年1月25日
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